日々のあわ

毎日の生活の中で見つけたもの、考えたこと、感じたことなどなど、つれづれなるままに・・・。

ゴッホ

2010-12-26 | 観ました
ザッキン作、ゴッホ像。

手をつないでいるのは私です。

日本人はゴッホが好き。

なんでだろう。

私もゴッホが好きです。

絵だけじゃなくゴッホという人が気になります。

知れば知るほど痛い感じになりますが、好きです。

ゴッホが最後の2ヶ月半を過ごした村の公園にあるゴッホ像を見てなぜかもっとゴッホのことが好きになってしまいました。

もう15年以上前の旅行です。
私、膝上のワンピですし(笑)

この像を見てザッキンという人にも興味をもちました。


さて、国立新美術館で開催されたゴッホ展に行ったのですが・・・。

11月はじめの話です。

混んでいるだろうと覚悟して行きましたが、やはりすごい人でした。月曜日の昼間だったのに。


「こうして私はゴッホになった」・・・という副題がついていましたが、確かにゴッホの歴史がよくわかる構成でした。展示されている作品の数も膨大です。


ゴッホが絵を描いていたのはすごく短い期間だったということ。出会った画家に影響されながらもほぼ独学で自らの画風をきわめていったということ。当時の社会の中では生きずらい人だったということを再確認しつつ、でも絵を描くことに出会えてよかったなぁと思いました。

それから彼を支えた弟のテオの・・・奥さんの存在も。初めて認識しました。
兄思いなのはいいけど、稼ぎの多くを渡してしまっては奥さんも困ったことでしょう。

でも、手紙を保管していたり、テオのお墓をお兄さんの隣につくったりしたみたいです。


ところで、ゴッホと弟のテオは隣どうしに眠っていますが、墓石を取り囲むように繁っているツタはガシェ医師の家の庭から移植したものらしいです。
旅した時の古いアルバムを見ていたらそんなメモが残っていました。



ゴッホの家(記念館?)で上映されていたフィルムはゴッホがテオに宛てた手紙のことばをもとに構成されていました。
私はこの言葉が心に残っています。


最近、これ以上のものはないというゴッホの書簡集が完成したそうです。
日本語への翻訳はまだまだ先のことでしょうが、ちょっとみてみたい。

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