気付かぬまま、あれから19年の歳月が過ぎていました。
世界を震撼させた同時多発テロから19年目の『9.11』は世界的なコロナ禍に
隠れて全く目立たないモノになっていました。
来年は『9.11』から20年目の節目ですが、米国による世界支配の終わりから
20年目の時でも有るように思わされる程に確実に米国は弱体化をした。
中東の独裁国家や北朝鮮が悪の枢軸として国際社会を騒がせることはあっても
人権尊重を伴わずに経済発展を続ける中国に憂うことはあっても、 今ではそ
の大役の殆んどは米国のトランプ政権となってしまった。
そしていつの間にか共和党トランプ政権の誕生と共に“NWO”世界新機軸の言葉が
世間からは消えて行った。 所詮は新自由主義経済などの言葉は米国民主党が20年
前の9.11により米国による世界支配が終焉を迎えた後に大きく変化した米国人の生
活や低迷する経済の言い訳として苦し紛れに考え出した誤魔化しに過ぎなかった。
米国民主党の新自由主義に代わり、トランプ大統領は「米国第一主義」が拡がった。
トランプ大統領は「9.11」前の米国を取り戻せるのか、新自由主義を壊して米国ファ
ーストを実現できるのか、 “NWO”世界新機軸で間違えた方向に進んだ米国経済の清
算を着けることが課題になるのだが、その答えが軍事を利用しての戦争で良いのだろうか。
どうしても副大統領のマイク・ペンスに信用が置けない、トランプ大統領は国内のこうした
強行派との調整をどのように解決するか未だに見えてこない所が、不安材料となっている。
対中国の前に、国内保守派の懐柔が必要だと思う。
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