2008年自民党総裁選 石破茂初出馬。
麻生太郎が勝利する。石破茂は5人の候補者の中で最下位に終わる。
2009年自民党総裁選 石破茂は出馬せず。
2012年自民党総裁選 5人の候補者の中で最多得票数を得るが過半数を
超えなかった為に安倍晋三との選投票の末に石破は逆転負けをする。
2015年自民党総裁選 安倍晋三が無投票による再選。石破は不出馬。
2018年自民党総裁選 再び安倍晋三との一騎打ちになるが、ダブルスコ
アで安倍晋三に完敗する。
2020年自民党総裁選
菅義偉、岸田文雄に次ぐ3位の最下位に終わる。
2021年自民党総裁選 4候補が出馬するが石破茂は出馬せず。
決選投票の末に岸田文雄が河野太郎に勝利する。
これまでの石破茂の自民党総裁選での戦歴は“7戦4敗3不出馬”
とされていますが、しかし実質的には2015年の安倍晋三の無投票
での再選を敗北に加えた“7戦5敗2不出馬”と言って良いと思う。
8月24日石破茂は38年の政治生活の集大成として5度目の党総裁へ
の挑戦を「最後の戦い」と決意を示し地元鳥取の神社で出馬表明を
した。しかし裏金疑惑に関した議員は党の公認をしないと安倍派の
議員を牽制した発言が反感を呼び、いきなり出端を挫かれた。
石破茂の党総裁選への立候補表明から2日後の26日長崎県の男女
群島沖で中国軍機のY9が約2分間にわたり領空侵犯をした。
石破茂を軍事に詳しいとして一躍有名にした2010年の尖閣諸島沖
中国船籍衝突事故の中国船籍の領海侵犯から10年以上経過した今
現在も未だに日本の安全保障は成果を上げません。過去最大の防
衛予算を計上してもこの程度の防衛力しか発揮出来ないのならば
返って自衛隊に対する信頼は地に落ち軍事に詳しいはずの石破茂
の詭弁さがより一層強まります。 オスプレイは事故ばかりで役
に立たないし新しい自衛隊基地も効果が有るとは思えないのは
そこに軍事に関する公共事業としての政治と金の絡みが在るから
だと思います。 防衛省の自衛隊ばかりでなく在日米軍基地の問
題でも安全保障が日米関係の政治ビジネスの観点から扱われてい
る所に最大の危機感がある。国民の安全など本当は考えていない
ので防災相など出来るはずも無く人気集めにしかならない。