1990年にサダムフセイン大統領のイラクがクェートに侵攻したことで火蓋が切られた湾岸戦争、
英国と米国を中心とした多国籍軍により空爆を受けたイラクはものの半年で鎮圧された。
当時の米国の大統領ジョージH.Wブッシュ大統領、英国はメージャー首相になったばかりだった。
どちらも欧米の伝統的保守派政治の関係だった。
その後戦時中のイラク軍及び多国籍軍の攻撃によりクェートのペルシャ湾で原油流出事故が発生し大きな
環境問題として取り上げられた。 そこには本題とは違う他の原油流出事故の被害がペルシャ湾として
映し出されて情報の歪曲が平然と行われていたことに多くの人は驚きを覚えた。
湾岸戦争終結後、平和維持活動として各国の軍隊が戦場となったクェートの復興の為に尽力を出した。
この戦争後の活動に日本も参加するために国内ではPKO法として自衛隊の海外派兵が議論されていた
その最中、タイミング良く筑波大学助教授の五十嵐一氏が何者かによって殺害された。
五十嵐氏はインド人のサルマン・ラシュディの『悪魔の詩』を翻訳した人物であった。
イスラム教にとっては決して好意的で無い作品に関わったとしてターゲットに名が上がったのかもしれない。
しかし五十嵐氏の殺害は公然とした中での犯行でありながら、犯人が特定できずに既に2006年に時効を迎えている。
wikiによれば、元CIA職員の捜査により犯人はイスラム軍部の犯行とされているが、オイオイちょっと待てよ。
どこにCIAが事件を捜査する必要があるのだ。もしも事件解決へ向けた捜査ならばFBIが出てくるのが普通じゃないか。
CIA関連が事件に関わっているってことは、これは工作ですよと見ずから宣伝しているようなものだ。
ましてや同大学のパキスタン人留学生が急遽翌日に帰国しているならば、そちらの方に気が回るはずだ。本来ならば
国際指名手配ってことになるはず、考え方によってはパキスタン人を使ってCIAが殺害をキャスティングしたのかなと
考えるのが妥当であろう。
もしくは万が一の為強い疑惑が向けられて冤罪の恐れがあるパキスタン人は帰国させてしまったか
CIA工作の手口によっては犯人割り出しの突破口になるのを恐れて帰国させたのではと推測される。
この事件をきっかけに日本の世論は大きくイスラムという脅威を意識するようになったと考えられるが
それよりも殺害の手段があまりにも残酷で実際は犯人がイスラム系の犯行であるという決定的な証拠もないまま
イスラムの恐怖が突風のように先走り、その後を残酷過ぎる事件の醸し出す独特の人間不信からイスラムばかりでなく
CIAや大学側や警察にも関係者に殺伐とさせる印象を与えた。反イスラムの思想を生むのには空振りの結果に終わったといえる。
しかしこの事件を契機に一つの反イスラムに対する空虚ながら漠然とした風潮の根拠はできた。
少し難しいかもしれないが、これがCIAの常套手段だ。 幽霊やスピチュアルのように実態がなくてもそれを
信じてる人が少数でも存在さえすれば社会は認知されるべき事実としてその事実は役に立つ。
例えCIAの工作によって生まれたイスラム系の犯行に見せた偽物のテロである。との確証が得られたとしても
何らかの理由でイスラム系の犯行だと断固信じる者がいれば、それはそれで工作の効果がでてしまう。
1991年の湾岸戦争からの派生法としてPKO法に続いて時代は2015年現在。
24年経っても全くの成長がないようで、湾岸戦争の時の原油流出事故はシリアでのサリン使用を巡る不明瞭な
情報操作が持ち出されシリア政府軍の犯行と示唆する国連調査員とは違い、今の情勢は明らかに反政府軍の立場であった
ISISに攻撃の矢が向けられている。
PKO法の成立を急がせた『悪魔の詩』を翻訳した五十嵐一の殺害と並列するように今回の邦人救出法の
法整備を急がせる為にISISによる人質事件があると批評されても仕方が無い。
湯川はるなの殺害と五十嵐一の殺害方法は非常に酷似している。イスラム過激派独特の首を切り落とす方法だ。
しかし湯川はるなは民間人と言えどもシリア自由軍に傭兵として雇われていたのだから、銃で応戦することも
可能であったと思う。しかも彼が日本のスパイだとして拘束されたとするならば、彼が自由シリア軍に所属していた
事実からは彼は自由シリア軍に潜入したスパイとして拘束されたのでなければ湯川はるなのスパイ容疑は成り立たない。
ましてやそのシーンが動画に残されているのだから検証は出来るはずです。彼はISISに接近してた訳ではない。
アレッポ地区の警備に当たっていた時に何者かによってリンチされたのである。
自由シリア軍に所属していた湯川はるながスパイ容疑でリンチされて、いつの間にか自由シリア軍の敵側のISISに拘束され殺害された。
非常に不可解なシナリオとなっている。
そしてジャーナリストの後藤健二にしても現地ガイドに裏切られたとして身柄をISISに拘束されている。
日本人の人質2名はどちらもISISと接触して居ないのだが、何故かISISに拘束されているのである。
湯川はるなはシリア自由軍からスパイだとしてISISに売られた。
後藤健二は現地ガイドに裏切られてISISに売られた。
どちらの拘束事件にしても身柄をISISに引き渡す際の状況が非常に不鮮明なのである。
最悪の場合、自由シリア軍の正体は実はISISを操るCIA管轄の部隊である可能性がつよい。
つまりはISISに身柄を拘束された人質を救出したいのであれば、ISISではなく、湯川はるなをスパイで
売り払った自由シリア軍に交渉を持ちかけることが手である。
キルギス日本人事件の教訓を生かすのならば、間違いなく自由シリア軍との交渉に及ぶべきである。
英国と米国を中心とした多国籍軍により空爆を受けたイラクはものの半年で鎮圧された。
当時の米国の大統領ジョージH.Wブッシュ大統領、英国はメージャー首相になったばかりだった。
どちらも欧米の伝統的保守派政治の関係だった。
その後戦時中のイラク軍及び多国籍軍の攻撃によりクェートのペルシャ湾で原油流出事故が発生し大きな
環境問題として取り上げられた。 そこには本題とは違う他の原油流出事故の被害がペルシャ湾として
映し出されて情報の歪曲が平然と行われていたことに多くの人は驚きを覚えた。
湾岸戦争終結後、平和維持活動として各国の軍隊が戦場となったクェートの復興の為に尽力を出した。
この戦争後の活動に日本も参加するために国内ではPKO法として自衛隊の海外派兵が議論されていた
その最中、タイミング良く筑波大学助教授の五十嵐一氏が何者かによって殺害された。
五十嵐氏はインド人のサルマン・ラシュディの『悪魔の詩』を翻訳した人物であった。
イスラム教にとっては決して好意的で無い作品に関わったとしてターゲットに名が上がったのかもしれない。
しかし五十嵐氏の殺害は公然とした中での犯行でありながら、犯人が特定できずに既に2006年に時効を迎えている。
wikiによれば、元CIA職員の捜査により犯人はイスラム軍部の犯行とされているが、オイオイちょっと待てよ。
どこにCIAが事件を捜査する必要があるのだ。もしも事件解決へ向けた捜査ならばFBIが出てくるのが普通じゃないか。
CIA関連が事件に関わっているってことは、これは工作ですよと見ずから宣伝しているようなものだ。
ましてや同大学のパキスタン人留学生が急遽翌日に帰国しているならば、そちらの方に気が回るはずだ。本来ならば
国際指名手配ってことになるはず、考え方によってはパキスタン人を使ってCIAが殺害をキャスティングしたのかなと
考えるのが妥当であろう。
もしくは万が一の為強い疑惑が向けられて冤罪の恐れがあるパキスタン人は帰国させてしまったか
CIA工作の手口によっては犯人割り出しの突破口になるのを恐れて帰国させたのではと推測される。
この事件をきっかけに日本の世論は大きくイスラムという脅威を意識するようになったと考えられるが
それよりも殺害の手段があまりにも残酷で実際は犯人がイスラム系の犯行であるという決定的な証拠もないまま
イスラムの恐怖が突風のように先走り、その後を残酷過ぎる事件の醸し出す独特の人間不信からイスラムばかりでなく
CIAや大学側や警察にも関係者に殺伐とさせる印象を与えた。反イスラムの思想を生むのには空振りの結果に終わったといえる。
しかしこの事件を契機に一つの反イスラムに対する空虚ながら漠然とした風潮の根拠はできた。
少し難しいかもしれないが、これがCIAの常套手段だ。 幽霊やスピチュアルのように実態がなくてもそれを
信じてる人が少数でも存在さえすれば社会は認知されるべき事実としてその事実は役に立つ。
例えCIAの工作によって生まれたイスラム系の犯行に見せた偽物のテロである。との確証が得られたとしても
何らかの理由でイスラム系の犯行だと断固信じる者がいれば、それはそれで工作の効果がでてしまう。
1991年の湾岸戦争からの派生法としてPKO法に続いて時代は2015年現在。
24年経っても全くの成長がないようで、湾岸戦争の時の原油流出事故はシリアでのサリン使用を巡る不明瞭な
情報操作が持ち出されシリア政府軍の犯行と示唆する国連調査員とは違い、今の情勢は明らかに反政府軍の立場であった
ISISに攻撃の矢が向けられている。
PKO法の成立を急がせた『悪魔の詩』を翻訳した五十嵐一の殺害と並列するように今回の邦人救出法の
法整備を急がせる為にISISによる人質事件があると批評されても仕方が無い。
湯川はるなの殺害と五十嵐一の殺害方法は非常に酷似している。イスラム過激派独特の首を切り落とす方法だ。
しかし湯川はるなは民間人と言えどもシリア自由軍に傭兵として雇われていたのだから、銃で応戦することも
可能であったと思う。しかも彼が日本のスパイだとして拘束されたとするならば、彼が自由シリア軍に所属していた
事実からは彼は自由シリア軍に潜入したスパイとして拘束されたのでなければ湯川はるなのスパイ容疑は成り立たない。
ましてやそのシーンが動画に残されているのだから検証は出来るはずです。彼はISISに接近してた訳ではない。
アレッポ地区の警備に当たっていた時に何者かによってリンチされたのである。
自由シリア軍に所属していた湯川はるながスパイ容疑でリンチされて、いつの間にか自由シリア軍の敵側のISISに拘束され殺害された。
非常に不可解なシナリオとなっている。
そしてジャーナリストの後藤健二にしても現地ガイドに裏切られたとして身柄をISISに拘束されている。
日本人の人質2名はどちらもISISと接触して居ないのだが、何故かISISに拘束されているのである。
湯川はるなはシリア自由軍からスパイだとしてISISに売られた。
後藤健二は現地ガイドに裏切られてISISに売られた。
どちらの拘束事件にしても身柄をISISに引き渡す際の状況が非常に不鮮明なのである。
最悪の場合、自由シリア軍の正体は実はISISを操るCIA管轄の部隊である可能性がつよい。
つまりはISISに身柄を拘束された人質を救出したいのであれば、ISISではなく、湯川はるなをスパイで
売り払った自由シリア軍に交渉を持ちかけることが手である。
キルギス日本人事件の教訓を生かすのならば、間違いなく自由シリア軍との交渉に及ぶべきである。