10月に入り伊豆諸島・鳥島付近での地震活動が活発化していて、10月
9日には正確な場所が特定できない程の小さな津波も観測され気象庁で
はこの津波と海底火山の関連があるとされるT波も同時に観測された。
当日にはテレビで津波注意報が出されていたが12時には解除となった。
これだけ聞くといよいよ小笠原諸島で近く大きな地震が来るように思っ
てしまうが、一週間経っても津波の原因は不明で気象庁では「普通の
地震では無い。」としている。 小笠原の地殻活動はまだまだ未知数
で大地震や噴火の予兆とまでは言い難い段階にあります。
学術的な研究や判断が難しいようです。
海底火山で思い出すのは2022年1月のフンガ・トンガ海底火山の噴火が
あります。今年の4月にはロシア・カムチャッカ半島のシベルチ火山が
噴火をしています。 今回の海底火山と津波の関連性があるとされた
地震は東京都から南に500km以上南に進んだ場所で富士火山帯にあり、
震源までの深さは非常に浅いとされている。 ならば、環太平洋火山
帯におけるリングオブファイア(噴火の連鎖)もあるかもしれない。
地中深くから海底ギリギリまで湧き上がって来る沸々とした真っ赤な
溶岩を素人ながらに想像してしまう。しかし東京都庁から南へ500km
だとすると人も住んでないしそれ程怖くも無いのが正直な感想です。
興味の無い人からは殆ど関心が持たれない話題でした。