12月30日東京市場は大納会を迎え今年の取引きを終了させた。
本日は前日比-279 17450が終値でした。
2013年の12月末日の終値が 16291 為替は1ドル/103前後でした。
2014年の12月末日の終値が 17450 為替は1ドル/119と前日から2円近い円高に推移しました。
2013年の大納会前後から日本株は年明けの大発会のお正月休みの間に大きく株価を落として
取引が再開される頃には日本株は売り飛ばされた後でした。
今年2014年の大納会を高い円安水準で終わったように感じますが実際には更に円安の121円/1ドルまで
円安が進みながらも株価が上がらず、円安株高のアベノミクスの定番方程式が崩れかけていました。
しかも為替が121から119にまで円高が進む過程で金価格が一気に上昇しました。
円高と金価格が上昇した場合にはこれまでの流れでいけば、海外投資家の日本株の売り傾向が強まります。
それがこの大納会のタイミングとほぼ同じく起きてしまっている以上、去年の年越しと同じように
日本市場がお正月休みの間に海外ヘッジファンドは日本株を売り払っているかもしれません。
世界経済ではギリシャやロシアの経済不安が上昇しており、少し油断を許さない状況になってきています。
それに対してECBの欧州では量的緩和政策により更に世界経済の規模が拡大する見込みです。
これが本当に政界経済の為になるのか解りませんが着実に経済は地球の資源を一回りも二回りも大きく
見積もってそのメガホン型経済によって表わされるような右肩上がりを続けることに間違いは無いようです。
国内経済においては年末の総選挙まで行った安倍内閣による消費税増税10%の時期を年内に決定するとの
政策の公表が大晦日を前にした今現在もおこなわれておりません。
常々心配事として捉えられてきた消費税増税延期によって敢えて日本国債の金利を少しだけ上昇させる効果を
期待した財務省の計画は非常に的を得ていたと結果論として評価ができる。しかし格下げは起こったが金利の上昇は
起こらなかった。
今の政界経済の不安定を先見の目でも働かせて知っていたように日本は経済の安全区域として
それでも日本国債の金利は下がってしまうという異様な傾向がある。ならば増税を17か月と言わずもっと
延期しても良かったのでは。
麻生太郎の日本の金利が上がって後々のプライマリーバランスに悪影響が出るとの心配をよそに
下がり続ける日本国債の金利、相当アホな奴がいる。内閣は現実とは全くの正反対の意見を推してきたことになる。
日本も景気が悪いが世界はもっと悪い。それならば多少は世界と歩調を合わせるかのように日本経済も
無理をして増税するよりも財政不安を少し放って置いて深刻化して一人勝ちを避けることも手段としてはある。
そうなれば、日本の消費傾向も冷たい風に吹き晒されることなく、責任の弱い位置にポジションを取ることが
出来るのではないかと思うのだが、しかし
日本の世界経済での安全区域としての役割を支える国債の保有のほとんどが国内の銀行だという側面が
日本の経済が悪化しても海外は影響を受けにくいという距離感となって、海外から日本は世界経済が厳しいけど
そこは安全区域として頑張ってブレないように安定的な財政の立場を守ってねって言っているようにも感じる。
それが消費税増税10%とという日本経済の努力課題を作りださせ、それなのに日本国債は金利が下がるという
不整合な現象を生んでいるのかもしれない。
極端な言い方をすると世界は借金をして遊んでいるけど、日本は借金を返して真面目に健全財政を頑張れ
そして海外が困った時にはその健全さで助けてくれよ。てなことだろうな。
そんな訳で勢いが切れたところで、2014年今年のブログ記事は日本市場の大納会と並行してこれで納めようと思います。
みなさん良いお年をお迎えください。また来年も宜しくお願いします。
皆さんのご多幸をお祈りしております。ネトウヨと工作員はwith outですけどね。
本日は前日比-279 17450が終値でした。
2013年の12月末日の終値が 16291 為替は1ドル/103前後でした。
2014年の12月末日の終値が 17450 為替は1ドル/119と前日から2円近い円高に推移しました。
2013年の大納会前後から日本株は年明けの大発会のお正月休みの間に大きく株価を落として
取引が再開される頃には日本株は売り飛ばされた後でした。
今年2014年の大納会を高い円安水準で終わったように感じますが実際には更に円安の121円/1ドルまで
円安が進みながらも株価が上がらず、円安株高のアベノミクスの定番方程式が崩れかけていました。
しかも為替が121から119にまで円高が進む過程で金価格が一気に上昇しました。
円高と金価格が上昇した場合にはこれまでの流れでいけば、海外投資家の日本株の売り傾向が強まります。
それがこの大納会のタイミングとほぼ同じく起きてしまっている以上、去年の年越しと同じように
日本市場がお正月休みの間に海外ヘッジファンドは日本株を売り払っているかもしれません。
世界経済ではギリシャやロシアの経済不安が上昇しており、少し油断を許さない状況になってきています。
それに対してECBの欧州では量的緩和政策により更に世界経済の規模が拡大する見込みです。
これが本当に政界経済の為になるのか解りませんが着実に経済は地球の資源を一回りも二回りも大きく
見積もってそのメガホン型経済によって表わされるような右肩上がりを続けることに間違いは無いようです。
国内経済においては年末の総選挙まで行った安倍内閣による消費税増税10%の時期を年内に決定するとの
政策の公表が大晦日を前にした今現在もおこなわれておりません。
常々心配事として捉えられてきた消費税増税延期によって敢えて日本国債の金利を少しだけ上昇させる効果を
期待した財務省の計画は非常に的を得ていたと結果論として評価ができる。しかし格下げは起こったが金利の上昇は
起こらなかった。
今の政界経済の不安定を先見の目でも働かせて知っていたように日本は経済の安全区域として
それでも日本国債の金利は下がってしまうという異様な傾向がある。ならば増税を17か月と言わずもっと
延期しても良かったのでは。
麻生太郎の日本の金利が上がって後々のプライマリーバランスに悪影響が出るとの心配をよそに
下がり続ける日本国債の金利、相当アホな奴がいる。内閣は現実とは全くの正反対の意見を推してきたことになる。
日本も景気が悪いが世界はもっと悪い。それならば多少は世界と歩調を合わせるかのように日本経済も
無理をして増税するよりも財政不安を少し放って置いて深刻化して一人勝ちを避けることも手段としてはある。
そうなれば、日本の消費傾向も冷たい風に吹き晒されることなく、責任の弱い位置にポジションを取ることが
出来るのではないかと思うのだが、しかし
日本の世界経済での安全区域としての役割を支える国債の保有のほとんどが国内の銀行だという側面が
日本の経済が悪化しても海外は影響を受けにくいという距離感となって、海外から日本は世界経済が厳しいけど
そこは安全区域として頑張ってブレないように安定的な財政の立場を守ってねって言っているようにも感じる。
それが消費税増税10%とという日本経済の努力課題を作りださせ、それなのに日本国債は金利が下がるという
不整合な現象を生んでいるのかもしれない。
極端な言い方をすると世界は借金をして遊んでいるけど、日本は借金を返して真面目に健全財政を頑張れ
そして海外が困った時にはその健全さで助けてくれよ。てなことだろうな。
そんな訳で勢いが切れたところで、2014年今年のブログ記事は日本市場の大納会と並行してこれで納めようと思います。
みなさん良いお年をお迎えください。また来年も宜しくお願いします。
皆さんのご多幸をお祈りしております。ネトウヨと工作員はwith outですけどね。