30日になって一気に為替が109円台に円安進行して日本株も
米国株と同様に反発の流れが継続した日本株式です。
現在は15500台を回復していますが、ほんの2週間前は
それよりも1000ほど低い14500台まで落ち込んでいた。
為替も104台で推移していた。
アベノミクスの真価が問われ出してからはリスク回避能力が
日本株式では物を言います。おおよその流れは米国経済の影響と
日本経済の先行き不安感が株安の原因となるパターンが多いです。
10月最後の取引となった本日は驚くべき事に為替が111円/ドルまで
為替相場が円安進行し米国経済の急激な反発と日銀の追加緩和策を受けて
大きく株価を伸ばしました。前日比+755 16413に戻した。
アベノミクスの量的緩和政策が打ち出されてから日別で最も上昇したのではないかな。
為替は110円で天井打ちと見られていたが躊躇することなくそれを突破し
日本経済を顧みることもなく投資家たちに甘い汁を吸わせた。
日銀の量的緩和政策がネガティブ要因に対抗するための方法論であるならば
タイミング的には遅れを取った。マネタリーベースで70兆円規模から80兆円規模へ
緩和政策を拡大する決定は投資家を刺激するには十分であったが、物価上昇2%を掲げる
黒田総裁は少し長期的に金融政策を見過ぎている感が強い。
日銀の保有する株式売却を延ばし延ばしにして遂には2016年3月という期日まで後回しに
なっている。これらを考えると量的緩和政策は2年で2%では無く更に延長する可能性も出てきた。
アベノミクスが発動して約2年デフレ脱却という言葉が影をひそめて新たな局面へと向かおうと
する日本経済に消費税増税という不況と株高の相反する現象は不況下のインフレを意味する
スタグフレーションが起きても文句は言えないよな。
幾ら財政投資をしても日本経済の景気が良くならなくては意味がないインフレにどのように
対処すべきかといえば、それは日銀同様に長期的なスパンによる解決が求められるのかもしれない。
2年以上の中長期的に株式を資産運用として保有する人にとっては昨今の株安に対する回復も
他人事のように映ってしまう。
今のアベノミクスは投資家とのイタチごっこも見様には面白いかもしれない。
そしてヘッジファンドにとってはやはり生唾ものなのだな。
米国株と同様に反発の流れが継続した日本株式です。
現在は15500台を回復していますが、ほんの2週間前は
それよりも1000ほど低い14500台まで落ち込んでいた。
為替も104台で推移していた。
アベノミクスの真価が問われ出してからはリスク回避能力が
日本株式では物を言います。おおよその流れは米国経済の影響と
日本経済の先行き不安感が株安の原因となるパターンが多いです。
10月最後の取引となった本日は驚くべき事に為替が111円/ドルまで
為替相場が円安進行し米国経済の急激な反発と日銀の追加緩和策を受けて
大きく株価を伸ばしました。前日比+755 16413に戻した。
アベノミクスの量的緩和政策が打ち出されてから日別で最も上昇したのではないかな。
為替は110円で天井打ちと見られていたが躊躇することなくそれを突破し
日本経済を顧みることもなく投資家たちに甘い汁を吸わせた。
日銀の量的緩和政策がネガティブ要因に対抗するための方法論であるならば
タイミング的には遅れを取った。マネタリーベースで70兆円規模から80兆円規模へ
緩和政策を拡大する決定は投資家を刺激するには十分であったが、物価上昇2%を掲げる
黒田総裁は少し長期的に金融政策を見過ぎている感が強い。
日銀の保有する株式売却を延ばし延ばしにして遂には2016年3月という期日まで後回しに
なっている。これらを考えると量的緩和政策は2年で2%では無く更に延長する可能性も出てきた。
アベノミクスが発動して約2年デフレ脱却という言葉が影をひそめて新たな局面へと向かおうと
する日本経済に消費税増税という不況と株高の相反する現象は不況下のインフレを意味する
スタグフレーションが起きても文句は言えないよな。
幾ら財政投資をしても日本経済の景気が良くならなくては意味がないインフレにどのように
対処すべきかといえば、それは日銀同様に長期的なスパンによる解決が求められるのかもしれない。
2年以上の中長期的に株式を資産運用として保有する人にとっては昨今の株安に対する回復も
他人事のように映ってしまう。
今のアベノミクスは投資家とのイタチごっこも見様には面白いかもしれない。
そしてヘッジファンドにとってはやはり生唾ものなのだな。