果たしてジャニーズ事務所に所属するタレント達とジャニーズ性加害
問題を社会はどのように扱い結論を着ければ良いのか悩むところです
が、社会的な浄化を目指すならば今のジャニーズを取り巻く一斉に契
約を打ち切りにした広告スポンサーを勤める企業の在り方は決して褒
められたものでは無い。せめて東山とジュリー藤島の記者会見を観た
後にでも契約を打ち切りにすれば、ここまで拗れなかったと思う。
更には早い話だと2023年の紅白出場歌手に大きな変化があるのではな
いかと水面下では俄かに騒がれている訳で、これまで白組の常連だっ
たジャニーズ勢の出演が難くなるのであれば、他の事務所の男性グル
ープにも一躍脚光が当たる大きなチャンスでもある。 これは紅白だ
けではなくMステにも同じ事が言える。 ダパンプがMステに約20年
間出演出来なかったテレビ業界の闇の部分が今回の騒動で浮き彫りに
なり、TV局側のJ事務所への強い関わりが感じられただけでなく、どこ
か異常な病的なモノを感じた。 そこから考えてもジャニーズを取り巻
くテレビ局やCMスポンサーの在り方は決して宜しくない。
これを機に男性タレントばかりでなく業界全体の改革に繋がれば良いと
思います。J所属タレントに関しては被害者か、加害者かの答えの明確
な線引きは出来ないのかもしれませんが、日本の芸能界の慣行として芸
能事務所もタレントも連帯責任で干されるでしょう。CM契約がどうこう
とかテレビ出演がどうこうではなく性加害の被害者に協力する意味でも
もう少し第三者としての協力が必要だと思う。むしろテレビ局側がジャ
ニーズの所属タレントの相談に乗ってあげれば良いと思う。
昔からテレビ局側もジャニーズに忖度していたので今回の性加害問題は
今に始まった事では無いと思います。 性加害問題だけでは無く今後の
様子が悪いようであれば、J事務所と関係を全面的に切る事を示している
のでしょう。事務所を任される事となった東山ですが、各方面から批判
があるようです。 しかしそれよりも炎上する少し前に事務所を溺れる
船だと解った段階で即刻事務所から逃げ出した近藤真彦の方が東山より
余程の悪でもある。 こうした悪質性を観る限りでは、彼もまたジャニ
ーズ喜多川と同様に問題のある人物として扱わなくてはいけない。
つまり性加害問題が表沙汰にならなかったのはジャニーズ喜多川社長ば
かりでなく、所属タレントの中にも社長と同じように犯罪を隠している
存在がいるのではないだろうか。 それはスキャンダルを揉み消せるジ
ャニーズ事務所の更なる深い闇の部分でもある。 ジャニーズ喜多川社
長だけでなく、その周辺の人物にも捜査のメスが入るべきだと思う。
つまりはNHKや警察官僚からの天下り先としての社会構造の中のジャニ
ーズ事務所の本質にも着手して欲しい。そうすれば、ガクトの云う契約
を打ち切りにして逃げ出したスポンサー社の「気持ち悪さ」が良く解る
と思う。ジャニーズの古株のタレント、テレビ局、CM企業、それぞれが
責任を考えて欲しいモノだ。