2021年の新生児の数が81万1604人だったそうで過去最低の水準となっておりますが、今年
2022年の新生児数も前年を下回る事はほぼ確実だと見られています。つまりは80万人割れ
になると予想されていて一つのボーダーラインであった2017年の100万人割れから僅か5年
で次のボーダーラインの80万人割れとなる減少傾向の強さは異常としか言えません。 因み
に120万人から100万人に減少するまでは23年係っていますから80万人割れまでのスピード
が如何に急速な減少のかが解ります。
・1992年 120万人
・2015年 100万人
・2022年 80万人 割れと予想されている。
たしか2020年以前は東京五輪に合わせて五輪ベビーの新生児数が増えると皮算用していたは
ずだが、お偉いさんの言う事は信用がなりませんね。
生児の数が100万人を割り込んで日本の人口動態の悪さから落陽の気運が顕著になる中で起死
回生の打開策のように言われた五輪ベビーが全くの期待外れなだけではなく、僅か5年で更に
20%以上も新生児数のデータが悪化すると今後の展望がまた悪くなる。特殊合計出生率の数字
が1.30でほぼ横ばいでも新生児の数がこれだけ減るのはそれだけ子供を産める女性の数が減少
したからでしょうね。 子供を産んでもらう前に女性自身を大切にしたらどうでしょう。
今の30歳は昔の20歳と言われる事もありますが、大人になるまでの時間が長くかかるのはそれ
だけ若い時に覚えなくてはいけない事が増え過ぎたのか、それともそれだけ若い世代に負担が
掛っている為なのでしょうか。 どちらにせよ解決策が全く出て来ないのがいけない。現在の
初産年齢の平均が30歳だそうで、なんとなく今の少子化の原因が解ったような解らない状態が
何十年も続いています。 つまりは誰も少子化の改善をしようとしないだけでなく、その根本
的な原因さえ突き止めず、実態さえも把握して無いのが現状だ。 これが厚労省のデータが改
ざんされた以前の問題なので、改ざん前のリアルな数字がどれだけのモノであるかさえ国民は
解らないのです。只でさえ悪いのに東京都だけに限って言えば出生率はもっと悪いと思う。
次のボーダーラインは新生児数60万人で本当に良いのだろうか。実際問題として60万人代にな
れば、国家運営はかなりの危機的な状況に成ると思われる。しかも今のコロナ禍が続くことを
考えると意外にそう遠くない未来に新生児60万人の時代が来ると思われる。 東京都だけで子
供の数を増やそうにも他県から子育て世代を転入させれば良いと考えているならば、ハッキリ
言ってやらない方がマシである。 データ改ざんを平成2年から約30年間続けてきた厚生省キャ
リアの前に日本の少子化は原因も実態も解決策もそして本当の数字さえも解らないのだから。