簡単に読めるインスタントブログ

ガチな内容やプチなネタまで幅広く載せるよ。HP開設前の準備的なブログだと思うよ。

自分の葬式なんて染みったれて開きたくない。

2020-04-01 23:20:29 | 日記

日本のバラエティ番組やコメディには欠かすことの出来ない大御所であり、長年に渡り人々に

愛されてきた志村けんさんが3月29日に新型コロナウイルス感染による肺炎で死去していた。

70歳だった。 まるで運命の数字の様に70歳までと決まっていた人生最後の時がキッチリと終

わってしまった。 もう少しだけ、あと一回だけ、延長はできなかった。 危篤の知らせから

死去するまで、病床に伏した姿さえも見せず、余りにも段取り良く事が運び過ぎるので、淡々

として全てが用意された最後のお別れのようでした。   R・I・P  




新型コロナウイルスは外出の自由ばかりでなく、日本から“笑い”まで奪ってしまうのか。

小学校の運動会でうんこを漏らした少年は銀座六本木を飲み歩く70歳のおじいさんになり新型

コロナウイルスの感染が危惧され不要不急の外出が自粛されているにも拘らず、 平気で飲み

歩くような男だった。 普通ならば怒られて当然なのだが、何故か許されてしまう愛され上手

な存在だったが、 それが災いして病の風に当たってしまった結果にはどのような解釈が出来

るか意見が分かれる、少なくとも志村けん死亡により新型コロナ感染症を全くの他人事で甘く

考える人は減り、海外渡航による感染者を意識が低いと自己責任論で一方的に攻め立てて、世

間に晒してコロナ不満の捌け口にする事は無くなった。  



肺炎で死亡し荼毘に出るその姿は新型コロナ感染症の都合上、誰にも触れることも見せる事も

許されず、生前の柔らかな笑顔だけを残して逝った。 不謹慎ながらもこんなにもコメディアン

冥利に尽きる類まれな独特の死に方ってあるのだろうか、 もしも志村けん本人が“しみったれ

て自分の葬式などしたくない。”と 棺桶の中から亡骸を見せて人々を悲しませることを嫌った

のであれば、 故人も「これで良い。」と納得できるお別れだったと思うよ。  日本の喜劇王は

葬式さえもしないなんて嘘のような本当の話。












コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コーヒー豆の香りに安心感と... | トップ | 神か陰謀か新型コロナウイル... »

コメントを投稿