2016年の次期大統領選の時から当時共和党のトランプ候補に追求されて話題になっていたエリート層に
よる児童買春及び性的虐待問題通称“ピザゲート疑惑”は選挙後は目立つった報道も無く、お門違いの
ハリウッドセクハラ問題の主犯ワインスタイン氏逮捕を身代わりにして沈静化したかのように思えたが、
水面下では本題のピザゲート疑惑の更なる核心に迫る捜査が続けられていた。
そして2019年7月遂に疑惑の本命の富豪家ジェフリー・エプスタインがパリから米国のニュージャージー
空港に帰国した所を逮捕した。彼はフロリダ・パームビーチに別荘を所有して、そこで未成年者に対して
性的暴行が繰り返されていたとみられる。エプスタインは過去にも同様の容疑で逮捕歴があり、2008年に
は18ヵ月の有罪判決を言い渡されている。その時は弁護士を通じて被害者に多額の金銭を払う代わりに刑
罰を軽くしていたと噂されている。
2度目の逮捕をされたエプスタインはメトロポリタン矯正センターで勾留中に自殺未遂をし意識不明の状
態で病院に搬送された。その後は自殺防止のために厳しい監視下に置かれていたが、30分おきの見回りの
目を盗んで首つり自殺で8月10日に死亡した。と報道された。
ピザゲート事件に関わる重要な容疑を抱えていた中心的な人物のエプスタインが死亡した事で、米国のSN
Sではクリントン夫妻が口封じの為に殺害したと陰謀論が一気に拡散された。
エプスタインの不可解な自殺による死はその後、彼が厳しい監視の下には置かれていなかった事が明るみと
なり看守による30分毎の見回が実施されておらず、夜の10:30~翌日の6:30までの8時間内に死亡したとみ
られている。つまり看守による30分毎の見回りは虚偽の記録で、しかも監視カメラは全て停止していた。
これだけの状況証拠が残っているので、この事件は解決しようと思えば出来るのではないかと少しだけ期待
を寄せている。そうなると遂に遂にクリントン夫妻に法の裁きが下される時が来ると思うとワクワクです。
そもそも一度目の自殺の後に誰かがエプスタインに会ったりすることが出来なかったのだろうか。というよ
りも矯正センターの看守さんには是非とも本当の事を話して欲しい。 エプスタインがプライベート島で未
成年者に性的暴行を働いていてその島にはビル・クリントンも訪れたことがあると情報が流出したのは、そ
の島に行くためのプライベートジェット飛行機のパイロットだと言われている。周りの人の正義感によって
多くの被害者が救われることを忘れてはいけない。そして陰謀論が徐々に現実味を増していく。
ピザゲートを追及する現トランプ大統領でさえ、エプスタインの交遊録に名前を列ねてしまうのは少し残念
でもあるがトランプ大統領自身がエプスタインと交流があったのは大分昔の事で彼との写真を見ても少なく
とも10年以上は昔のトランプ氏であることは一目瞭然だ。当時からエプスタインの周辺ではこのような噂が
絶えなかったのだろう。それをトランプ大統領のように社交界内部を良く知る人物から自浄作用として告発
する意見が出て来たのは“蛇の道はヘビ”で理に適っている。しかしトランプ大統領が疑惑の渦中の人物と
して扱われてしまう事も何だか別の力が働いているようで怪しいものだ。決して“ミイラ取りがミイラにな
る”訳では無いと思う。もしもクリントン夫妻が往生際が悪くこのまま逮捕されることなく人生の幕を閉じ
ようとも疑惑の追及は続くだろう。英国の故ジミー・シャベルのように容疑者の死後も事件の捜査は続き墓の
中までものぞき見られるような親族の恥を晒す事になる。
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