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三島由紀夫と現代の保守派。

2018-09-09 00:01:39 | 国内国際情勢
かつて市ヶ谷の陸上自衛隊駐屯地で自衛隊に憲法改定の為のクーデターを呼びかけた後に切腹自殺をした作家の

三島由紀夫は日米安保に反対していたガチガチの反米右翼ではあったが、憲法改定を目的としていたので保守派

とは言えない思想の持ち主だったと思われる。そればかりでなく左翼勢力との共闘を模索していた経緯もあったよう

で本質的な右翼でもなく核心が無くどこか適当な人物に思える。 それでいながら割腹自殺をして世をさるのだから

当時の人々の彼の行為に対する非難や理解に苦しむ意見は今も尚通用する常識的だと思う。「楯の会事件」から40年

以上の歳月が過ぎて、彼の残した想いが時代を超えて今の安保法整備に届く事も無く2015年に日米同盟に基ずく安保

法制が制定されより日米同盟関係が確固なものになった。

三島時代の60年安保闘争ほどではないが、市民からの強い反対に遭い左翼勢力を中心とした国会議事堂周辺を取り囲

む大きなデモにまで発展した。安保闘争のあった60年代頃から顧ても現代の日米軍事同盟に基づいた安保法整備はど

こか日本の自主性を長年抑制してきた米国の整然性を感じる。 そもそも安保法制に反対派の立場を主張しなければな

らない保守派が自ら率先して安保賛成に回っているのだから仕方がない話だ。三島の想いなど現代の保守派に届く前に

現代の似非保守派に踏み潰れてしまっている。 いやむしろ安保法反対を言いだせば左翼ガ―で終わってしまいそうで

恐ろしくもやはり滑稽だと感想を持ってしまう。そしてやはりネット保守も右翼も実に下らない茶番だった。


更には憲法改定へのプロセスやアプローチが全く逆になっている。三島時代は「反米主義」「安保反対」そして憲法改定

だったはず。少なくとも三島自身はそうであったはずだ。 しかし現代は「親米主義」「安保賛成」そして憲法改定の道筋に

なっている。米国は日本国憲法改定の時期を時間的な問題で戦後70年の歴史の中で不可避的な時期に来ていると判断し

た場合に先見の明を持って、この憲法改定を米国にとって良いものにしようと思えば、憲法改定のプロセスに親米主義を大き

く盛り込んでいけるように外交努力をするのは当然の成り行きだと思う。










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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2018-09-09 00:44:07

盾の会 小川は同期で応援団部員
今は、平穏に暮らしていますが
右翼からは、神様と崇められているようです。
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/f768b6485c2759bfea557bd2adf07d84

小川正洋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E6%AD%A3%E6%B4%8B

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コメントどうもです。 (ブログ作者)
2018-09-09 22:07:32
コメントどうもです。
コメントに対する感想や意見は特にありません。
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