MORI 「ブロッコリーの森」 MORI 松井多絵子
五日前、スーパーのセールでブロッコリーを五個買った。夫と二人ぐらしなのでまだ一個残っている。冷蔵庫の野菜室をあけたとき、この緑のかたまりを見るとほっとする。
★ 冷蔵庫のなかに小さな森がありブロッコリーの大きかたまり
カリフラワーと共にブロッコリーが日本へやってきたのは明治時代だということを今朝の新聞で初めて知った。カリフラワーは娘の頃から食べていたが、ブロッコリーはいつからこんなに食べるようになったのか。いまやスーパーの野菜のスターである。ビタミンやミネラルが豊富で、がん予防が期待できそうだと話題になったことが人気を高めているらしい。葉ものにくらべて長持ちするし、調理も簡単なのもありがたい。
私の調理の仕方は、緑の頭をいくつかに裂き、ビニールの袋に入れレンジで2分、水で冷やすとみどりが鮮やかになる。これを更に細かくほぐし、胡麻和え、からし味噌和えなどにする。残りの茎は細かく刻みカレーやシチューに入れたり、炒めたりする。
カリフラワーもよいが緑という色は体を若々しくするような、魅力的な色なのだ。
★ 地球のみの色かもしれぬ新緑を引きよせ離さぬわれの老眼
※ 冷蔵庫にブロッコリー1個を残し明日(月曜)から二泊三日、奄美大島の旅をします。ホテルのロビーなどにパソコンが置いてありますから、ブログは書けますが、小さな島ですから行ってみないとわかりません。留守中は私の古いブログをお読みくださいましたらありがたいです。
2月17日夜 松井多絵子