最近テレビで、お医者さん・感染症専門家さん、尾身先生の姿が見えなくなりました。この春先まであれだけ、毎日のように出ていた岡田先生や倉持仁院長などもお見掛けしません。と言ってもワタシもほとんどテレビを観ておりませんから見かけないと思うだけなのかもしれませんが。コロナで、ずいぶん儲かったでしょうね。
彼らにお呼びがかからなくなったのは、何故か、コロナが完全に終息したからです。そんなわけない(笑)
今年に入って感染が急激に増えたオミクロン株の第6波は、5か月目に入っても沈静化せず毎日数万人の新規感染者が出ております。かつての緊急事態宣言などに比べてもはるかに大規模で、長期間続いているのです。
しかし、その変異種が重症化率が低く死者も抑えられているので、「そんなに怖くない」という印象が定着しました。重い肺炎を起こすのではなく、気管支炎・感冒ににた症状で短期間に回復することからもう大丈夫と言う論調が増えてきました。
政府も、もう目新しい対策はとっておらず、蔓延防止も緊急事態宣言も意味がないのが明らかなので「ワクチンは打ったでしょ、好きにして」という姿勢に変わりました。大相撲やスポーツの試合もなし崩しに制限が緩和されています。
国民は、慣れてしまいました、あるいは飽きてきたのです。視聴者の関心が薄くなり、ニュースソースとしての価値が下がりました。ワタシらのような臆病者の年寄りや基礎疾患のある人だけが、今まで通り人込みを避けみだりに人と接触し飲食することを抑えて心配しているのです。
先日自治会で、役員歓送迎会なるものが催されました。ワタシが自治会長になって一年以上となりますが、公にお酒を飲む飲食会はこれが初めてでありました。この席で、平塚市制施行90周年にあたるので、平塚市は、花火大会・七夕・市民総体などかつて行っていたすべてのイベントを実行すると表明しているのだそうです。すでに20万円上限の補助金を出すというイベント促進事業を行っています。今年は青少年育成から高齢者対象の福祉的事業まで「コロナ対策を万全にして」なんとしてでも実施せよというお達しなのです。
ワタシは自治会長としてもコロナを理由に、ほとんどのイベントを中止となり、楽させてもらいました。コロナがありがたいのはこれだけです。
もう一つ、コロナ報道が極端に減ったのは「ロシアによるウクライナ侵攻」が勃発したからですね。北京オリンピック終了を待って2月24日に起きた領土侵犯が、コロナ騒動を吹き飛ばしました。電撃的な空爆や戦車隊の突撃で、数日間で制圧するというプーチンの目論見が見事に外れて圧倒的な武力を行使した侵略戦争は、初期のロシア優位で、世界は、短期間にウクライナの一部がロシアに併合されて終わるだろうと思ったのです。
ところが、ロシア軍の士気が低く、統率が取れず、旧型の戦車・兵器であったために、ウクライナ軍の猛烈な抵抗にあい進軍が止まり、膠着状態になり、ロシア軍の被害が予想外に膨らむ事態になりました。旗艦モスクワは撃沈、夥しい戦車やヘリコプターなどの戦争兵器を失ったのです。一時は首都陥落かと言われるような戦況になったのに、いつのまにか押し戻されロシア軍の損害が目立つ様になりました。今では体勢を立て直しを余儀なくされ、東部戦線に戦線縮小し、今ではあちこちウクライナ軍が奪還していると聞きます。
こうした、戦況の変化とプーチン及びその側近の動静が注目され、多くの専門家・研究者さんがテレビに出演するようになりました。報道番組もそのほとんどがウクライナ関係になっております。
ここまで①侵略開始 ②ウクライナ危機 ③西側諸国からの制裁 ④ゼレンスキー陣営からの反攻 ⑤ロシア軍停滞 ⑥米英主体の兵器軍備の支援 ⑦ロシア被害拡大と撤退 そして⑧プーチンの病気とクーデターの可能性は?と変化してきております。
これだけのコンテンツがあればテレビ・報道は番組作りには苦労しないでしょう。最近では知床観光船沈没、キャンプ場行方不明の女児の白骨発見、役場の4630万円誤送金で名義人男性の「トンズラ」などがありました。芸能人の自殺もありましたが、それとは桁違いの、世界を揺るがす大紛争です。核戦争の危険性を再認識したのはあのケネディ大統領時の「キューバ危機」以来で、第二次大戦以降最大の国際的脅威となっているのです。
あの北の将軍様は、ここぞとばかり日本海に向けてミサイルを飛ばし、大陸間弾道弾の発射実験を連発しています。そしたら、いきなり「最大非常防疫態勢」 になったそうです。コロナ(とは認めていない)によって35万人が発熱しその半分が入院や隔離となっていると発表したのです。日本や韓国アメリカに向けて核爆弾持ってるぞ、ロシアの味方だぞとばかり「示威行動」をやっていて、足下の国民が大変なことになっているのです。ざまー、であります。これに懲りて少しは国民や自国の経済をまともに考えるようになればいいのですが。
そういえばプーチンも、コロナ感染を恐れてクレムリンに引きこもり人と会わず、ソ連時代の国粋主義者の本を読み漁って思想が大国ロシアの復活と言う妄想に憑りつかれたという説を聞きました。
彼は、今時点で「胃がん・甲状腺がん・血液性がん・パーキンソン病」を発症していると報道されていて、すぐにも手術するとの観測も出ています。「本当か?」もしかしたら奸計に長けたプーチン、国内外に居るであろう反対勢力・裏切者をあぶりだすために態と「手術する」と偽情報を流しているのではと疑ってしまいます。
現役の時、「仮病」を駆使してワタシに反抗した部下がいました。自治会の仕事も、出来れば持病の悪化を理由に途中辞職しようかと本気で考えました。政治家も「病気」が自己保身や待避所という武器になっていますね。
相変わらずとりとめもない繰り言で失礼します
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