この夏は、蘭の管理を怠ってしまいました。胡蝶蘭は、ほとんど水やりせず日陰に置いていれば枯れることはありません。室内で栽培する植物は、元々耐寒性や葉焼け・根腐れなどの問題から外で管理したり、地植えしたりできません。そういう弱い植物を手抜きで育てるのですから、ダメになることもあります。
カランコエ、エスキナンサス、パフィオなどなど、5,6鉢が枯れました。ダメだなーと思いながら、性懲りもなく新しい植物に手を出しております。
例えばこれ、ラデルマケラというノウゼンカズラ科の熱帯性の植物です。ステレオスペルマム、薫水花という別名に惹かれて購入しました。ほんのりと芳香がいたします。
そのほかにこれ「ガーデニア アフリカ」というクチナシの仲間です。ガーデニアゴールデン(ワタシは2度枯らしました)という黄花の熱帯性クチナシと並んで有名らしいです。
未開花なのですが、どうやら花蕾らしきものが付いています。
植物だけではなく、メダカもやはり死なせます。
もともと、赤子の指ほどのひ弱な小魚であります。これを炎天下の屋上で飼育しており、また、2,3年の寿命ですから、死んでも仕方がないと割り切っております。
先月末に、思い切って人気の高価な品種「ミユキ系」のメダカを4匹購入いたしました。これだけは、と大きなプールに隔離して育てていましたが、先日一匹死んでいました。他の3匹と離れて、ずっと底の方にいたので心配していたのですが。
700円の損失であります。それでも、ワタシの狙い通りこのミユキ系だけの卵から孵化を確認して別のバケツに移しました。といってもまだ20匹程度ですが。
この子たちが無事に育てば、来春には、繁殖が始まります。そうすれば、ミユキメダカの直系メダカをうじゃうじゃと増やせるわけです。一匹死んでも、十分元が取れるという算段ですな。
いま、ダルマ系(ずん胴で寸足らずのメダカ)もおりますから、これと掛け合わせて新種が生まれるかもーーー。メダカ御殿が建つかもーーー
そんなわけないか
「一粒の麦、もし地に落ちて死なずば一つにてあらん、死なば多くの実を結ぶべし」
聖書の一節、カラマーゾフの兄弟にもこの一文がありましたね。
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