植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

朝から大忙し 泣き面に鉢

2022年06月17日 | 植物
昨日はブログ更新を怠りました。最近ちょいちょいこうしたことが生じているのはワタシが想像できなかったほど多忙であり、年相応に疲弊していて、いくつか厄介な困難に直面しているせいであります。ブログなどの趣味に傾注できるだけの、時間の気持ちの余裕を失いつつあるのであります。

今朝はまず惨事がありました。昨夜強風が吹いていたので嫌な予感があったのです。ワタシはかねてより予知能力があり、目覚まし時計は鳴る直前に目覚め、ホチキスの針、コピー用紙の補給など「あ、ここで無くなる」と閃いたことが幾度もあります。しかし、それが数秒程度先の予知なので何の役にも立ちません。

そうして朝一番、ワタシの隠れ家に出勤したら、予感的中でまさにウチの観葉植物が階段の下に散らばっておりました。「ネオゲレリア」という亜熱帯の着生植物で、根っこがありません。厳密に言えば根が退化し、地面や樹木などにくっつくだけの機能しかないのです。「チランジア(チランドシア)」 などと近種のパイナップル科の植物で、大きくは「エアプランツ」でくくられて流通しています。根が無くても樋(とい)状の葉っぱで雨水などを受け止めてそこから水分や養分を吸収するのです。これを知らない人は、鉢のミズゴケに水やりする為腐らせてしまうのです。

2週間ほど前から、気温が上がり雨のシーズンになったので、2階入り口脇つまり屋外に出しておいたのです。どんな植物も、本来自然界屋外で生まれ育ってきたものなので、気候が適合すれば外に出した方が植物は元気に育ちます。
それが災いして鉢が風にあおられて倒れ中のネオゲレリアが固定するために根元に詰めるミズゴケごと飛ばされ、二つがその衝撃で根元から折れ3つに分かれておりました。幸いなことに一か所にとどまっていたのでした。

さて一大事でありますが、もとのちょっと高い鉢は無傷、根が無くても育つ植物なので、物は試しで散らばった株を拾って別の鉢に挿してみることにしました。期せずして株分け、理論上は、固定して葉っぱに水をためさせておけば育つはずなのです。災い転じて福となす、といいますな。


ところが、この後がイカンかった。いくらかパニック気味に鉢分けして、置き場所を確保している途中、仲間のチランジアの鉢が別のところに置いてあったことを思い出し一所に集めようと思ったのが間違いのもとでありました。観葉植物は、ほとんどが南に向いた廊下の窓際と反対側に置いて育てているのですが、日照や気温などの変化で季節によって場所を移していくのです。
そしてチランジアの鉢を持ち上げた瞬間、こうなりました。
大惨事であります(´;ω;`)。自慢の予知能力はこの時には全く発動しませんでした。
ミニカトレア・ビザーレプランツ・ポトスなどを置いたプレートがバランスを失って落下し二つの鉢が割れてしまいました。こういうのを「負の連鎖」といいますな。一つアクシデントがあってそれに慌てると、次に連鎖的に間違いを起こし更に状態が悪くなります。こういう場合、深呼吸し、ちょっと時間をおくのがいいのです。もう起きたことなので冷静に後始末の段取りをいたしましょう。急がば回れ、ブログを終わらしてからにしましょう。

正直、この忙しいのにまたやることを増やす、泣き面に鉢(蜂か)であります。今日の予定は、ブログの後は病院、頼まれていて気に入らない篆刻印の彫り直し、午後には銀行が相談にやってきます。夜には近所の小学校で「教育懇談会」なるものに自治会代表として参加することになっております。昨日のゴルフで腰痛は悪化し、このところの多忙と心痛のせいで、疲れが溜まっております。弱り目に祟り目、であります。

本来はこの後「禍福は糾える縄の如し」というオチになるのですが今のところ何もいい事は起きそうにありません。(´;ω;`)ウゥゥ

むしろ2度あることは3度ある、気をつけることといたしましょう。

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