新型肝炎感染者では、断トツの中国に続いて、日本・韓国と来ていましたが、韓国が急増して2位に浮上しました。教会の信者が集団感染したとか、まさかあの統一教会ではありますまいな。つい最近まで韓国政府は封じ込めたと胸を張っていたのですが、慌てて国内の防疫体制を強化し始めたようです、もう止まりません。
文大統領は相変わらず、政権支持を上げようと必死で、最近はアカデミー賞作品賞をとった「パラサイト」の評判にあやかろうと監督と会見し、竹島の話題まで持ち出して笑っていたそうでありますな。こんな国はもうみんな肺炎になってしまえばいいのだ、とかいうつもりは毛頭ありませんが、気分がいい話ではありません。この映画は、韓国の貧富の格差をテーマにして思いもよらぬストーリー展開の連続だそうであります。(まだ観ておりません)
すると、今度は、トランプ大統領がこの映画に「ひどかった」とケチをつけています。アメリカ至上主義の彼にとって、なにかと面倒な半島問題の国が権威と名誉がある賞を持って行かれたのに立腹していたのでしょう。
ところで、このアメリカではインフルエンザの患者がなんと26百万人で、死者も1万数千人ですと!? 9.11の犠牲者の4倍を超えているのです。高額な医療費と公的保険制度が無いのが問題を深刻化させています。貧乏人は病気にもなれず、なっても病院にいけない、というアメリカに巣食う激しい貧富の格差社会の象徴です。オバマさんがやろうとした国民の保険制度改革を、トランプが医療業界・保険業界のために全部蹴飛ばしたのですね。
さらに、驚くのがこの新型コロナ肺炎(武漢熱)が、これだけ世界に広がっているというのに、どうやらインフルエンザとごちゃ混ぜにして区別していないという報道です。真偽は明らかでないですが、トランプが「インフルエンザも新型肺炎も、同じ対策をとれば済む感染症、そのうち収まるから」と考えて、有効な特別の防護・拡散防止策をとっていないとしたら大問題ですね。3億人の人口の内貧乏人が1,2万人が死んでも大勢に影響が無いと考えそうな御仁です。
それにしても、人口が中国と匹敵する13億人のインドは、どうなっているのでしょう。先月末にインド国内初の感染者が出たというニュースがありました。大昔から衛生状態は相当劣悪とされるインドに、新たに感染者が増えないというのは変だ、というのが2チャンネルウオッチャーの家内の意見であります。カレーがウィルスに効果があるかは知りませんが、なんとも気になることではあります。
ロシアも、中国と国境を接しているにしてはほとんど感染者が出ていないようです。即座に国境封鎖、中国からの入国者を拒絶するなど徹底した水際作戦を敷いたのが大きな要因らしいですが、プーチンさんは面目躍如というところでしょうか。海を隔てたどこかの国とはえらい違いで、ロシアの大臣に批判されても返す言葉がありませんね。
どの国も、日本政府の対応の甘さ遅さをあからさまに非難しております。
都知事が、政府の対応に業を煮やしてか、マラソンなどの大きなイベントを自粛するよう呼び掛けています。オリンピックが中止(または外国で実施)という懸念現実化しそうな状況で危機感を強めています。現実には、毎日何百万もの人が、都内に集中し活動しているので、感染者はもはや防ぎようが無い状態なのかもしれません。
オリンピックならば、メダルの獲得数争いで、中国に待ったをかけるのがアメリカ、ロシアはどのみちドーピング問題で伸びませんでしょうね。
甚だ不謹慎でありますが、世界の武漢熱の感染者数が、オリンピックの金メダル競争とダブって見えて仕方ありません。開催国の日本が感染者の上位に食い込むことが無いよう願うばかりであります。
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