植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

馬鹿な議員に金を払うのが馬鹿な国民でいいのか

2022年11月06日 | 時事
風が冷たくなりました。季節は確実に冬に向かっているようです。
今日は午前中当地区では「総合防災訓練」なるものが予定されているので、自治会長として、嫌々ながらも支度をし、「ヘルメットは持参して」などと各方面へ確認の連絡などをしております。この暮れをなんとかやり過ごし、来春になれば、任期2年の会長職から解放されます。地元10町の会長の中には、好きで10年以上在任している会長も数人いますが、ワタシは懲り懲りで、二度と自治会などやるもんか、と固く心に誓っているのです。

役所は、自分では手を染めず、いろいろな行事や施策を民間(各町内)に落とし、動員し市民がただ働きして市政に協力させるのを自分たちの実績の「仕事」としています。会長連中なども、それを嬉々としてやりたがるのです。人がどんどん減っている当町内としては、年々参加したり協力してくれる人が減っております。高齢化が進み、65歳以上の年寄りが280名ほどいますが、一方で小学生は全部で30数名しかいません。子供が少ないのは、若い人が住んでいない何よりの証拠です。それなのに、昭和の頃、あるいはバブルの時代のままのイベントなどをそのまま催行しようというのが役所なのであります。

無能な役人だけでなく、更におばかなのが議員であります。

このところ国会議員でも、問題外の所業が目につきます。「瀬戸際大臣」と揶揄されていた山際さん、国会等公の場で「覚えていない・記憶にない」とぼけたフリで、旧統一教会との密接なかかわりをつまびらかにしないまま、進退窮まってとうとう岸田さんも経済再生担当相を辞任させました。ところが、何日も経たずして自民党のコロナ対策本部長に任じたと報道されています。何年か前に、わざわざ韓国まで出向いて教会のトップと会ったことさえ覚えていないという御仁ですよ。これだけ記憶力が衰えた(認知まがい)の人物に要職を任せるその意図が不明ですね。もしかしたら、山際さんは党運営上の秘密を握っていて、おろそかにできないとかの事情がるのでしょうか?それとも岸田さん人事不省に陥ったか?

 さらに輪をかけて酷いのが杉田水脈(すぎた みお )政務官(総務大臣付)です。民間企業から市役所に転職し、所属する党を幾度か変えながら、一度も自分の得票で当選することなく、自民党の国会議員になり、以前から偏見に満ちた発言で物議を醸しております。
 ところがなぜか櫻井よしこ先生に気に入られ、故安倍総理や萩生田さんの覚えめでたく自民党に誘われたのだと聞きます。市会議員レベルで地方講演をこなす程度の女性議員が、どうして取り入ることが出来たかは存じません。しかし、そのLGBT・ジェンダー問題などに関する過激な暴言を聞く限り、到底良識がある人物とは思えませんが、おそらく「人たらし」なのでしょう。

彼女は国会で、「女性はいくらでもウソをつける」「統一教会の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もない」などの発信・発言に関しての質問にすべて、(答弁を) 控えさせていただく、で押し通した厚かましい議員です。総務省政務官なのに、総務省肝いりの政策を知らないと答弁した人物でもあり、選挙で個人として選出されないのに、莫大な国税が支払われ大きな顔をしていられるこの国のシステムが不思議でなりません。 

ワタシの拙い経験で言えば、とりたてて能力が高いと思えないような女性が、経営者や権力者に寵愛され、取り立てられるのは、それなりの表に現れない「特殊な事情」があるのではないかと思います。

それにしても、あれだけ安倍さんが現役の時にメディアに現れ、アベノミクスを讃え、その外交力や自衛隊の存在意義を力説し、安倍応援団長として礼賛したよしこ先生、旧統一教会問題などにも知らんぷりであります。

与党だけではありません。水道橋博士議員がうつ病で休職、 理由は激務だそうです(笑)。お笑い芸人で歯に衣着せぬ発言をしていたようですが、議員になったらヘタレてしまったというお粗末であります。

更に、ガーシーというユーチューバー東谷 義和 という人物に至っては、NHK党から立候補して参議院議員になったはいいが、海外から帰国せず一度も政治活動していないそうです。元は浮ついたファッション関連の会社経営で倒産、ギャンブル依存症から詐欺疑惑まで騒動を起こしてきた人物であります。こうした人間を立候補させるNHK党の党首立花孝志さんも怪しげな信頼がおけない人物であります。(勿論ワタシはNHKの受信料には反対していますが)

国会議員一人当たりおよそ1億円かかると言います。害はあってもなんら得にならない(役に立たない)ような人物が多く国会議員の椅子に座っているのは、①議員数が多すぎる ②国民が政治に無関心 ③国会議員は特権だらけ ④世襲議員が多い ⑤互助会の様なもので簡単に首に出来ないなどがあります。

ここで緊急提言であります(笑)。

1二院制を廃止し、国会議員は2~300名に減らす
2比例当選は廃止する
3第三者機関を設け、定期的に議員の適格審査を行う。(罷免権あり)

これが実現しないなら「税金不払い運動党」でも作ろうかな

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マイナーな印泥も魅力がある... | トップ | 泣いてブドウを斬る »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
槐松亭ご主人様おはようございます (けんすけ)
2022-11-06 09:10:01
ご提案大賛成です
議員としての本質や使命を忘れた議員は要りません
それを選ぶ国民の政治に対する姿勢を再認識しなければこの国は滅び始めております。
返信する
けんすけ様コメントありがとうございます (槐松亭主人)
2022-11-07 08:57:17
いつもご覧いただき感謝しております。

納税者としての権利の一つが選挙です。国民がどこかの社会国家の民同様、思考停止に陥り「水から茹でられた蛙」とならないようにせねば、と思いますね。
返信する

コメントを投稿

時事」カテゴリの最新記事