仕事の夢をみた。
お客さんはいつも決まって、レギュラーで仕事をいただいている高齢のハイエンドなグループ。ストーリーも決まって、「時間に間に合わない」「焦っている」。そう、悪夢ばかり。
数年前には、夢の中で、夕暮れの高台の公園の中、グループのお客さんをベンチなどに座らせ、自分は坂道を下って表通りの車道へ。車の行き来はかなり多い。
このあと新幹線で東京に向かう予定。さっそくバスのドライバーさんに迎えに来てもらおうとするが、ドライバーさんの電話番号が携帯にない。ドライバーさんの会社も名前も覚えていない。
お客さんには何食わぬ顔で、「なかなか来ませんね。もうちょっとお待ちください」なんて言いながら、心の中では大あわて。何度も公園と車道を行ったり来たりするが、解決策はない。だって、どういうわけか、オペレーター会社の電話番号も何もかも、携帯に入っていないんだもの。
それに、全てを書き記しているノートが見当たらない。なのでこのあとの行程や細かい時間や連絡先の名前など何もかもがうる覚え状態。
もうすっかり日が暮れて辺りは真っ暗。新幹線の時間が迫っているのにどうしよう。チケットさえあれば、予定の新幹線に乗れなくても、自由席に乗れるんだっけ。でも、これだけの人数、自由席に座らせることが出来るだろうか。お客さんにどうやってうまく説明しようか。遅れるってこと、どうやって先方に知らせよう。それより、どうやって新幹線の駅まで行こう。ドキドキしながら考えている夢。
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今日は今日で、グループに初めて会う日、つまりツアーのオリエンテーション。自分の紹介からスタートして話し始めるのだけど、その場所はすでに観光地の建物の中。それは山の中腹にある観光地かもしれない、自然が豊かなところ。
ところが、お客さんが話を聞いてくれない。自分は話をしているのに、ほんの数名を残してほぼ全員が自分で観光に行ってしまった。しかも、実はオペレーター会社さんからなんの資料ももらわないままツアーがスタートしているのだ。行程もわからなければ宿泊先も何もわからない。それより、お客さんの名前もわからないし、お客さんに渡すバッジもない。一番困るのはグループに何人いるかがわからない。なので、こんなふうにお客さんから無視されて、自由に観光されてしまうと、数を数えることが出来ない。
もうそろそろ出発したいのだけど、何人戻ってきているのか、集合時間を言っていないからどうにもならない。しかもこの先どこへ行っていいのかもわからない、助けて〜 という夢。
もう1回くらい、同じような、時間に間に合わない夢をみてうなされた。1年に1回くらいみているのかもしれない。
通訳案内士の仕事、忙しい時は一年もあっという間だし、ツアー中は多忙過ぎて夢などみる暇もなく(みても記憶もなく)そんな思いはほぼしたことはなかったが、今は心配していないようでいて、実は仕事が戻らないことで気持ちが焦っているのかもしれない。
2020年3月からはほぼ仕事が出来ていない。学力的にも、記憶力的にも、ネットワークを失ったことにも、きっと焦りがあるのかも。 それならば、逆にもっと意識的に焦るべきなのかな、と思っている。
将来的に兼業にしようと準備している仕事の勉強もいいけど、今はあきらめている通訳案内士としての勉強やネットワークづくりも、そろそろはじめてもいいのかもしれない。
まだ海外旅行解禁のゴールはみえないけれど、どうせなら悪夢よりうまくいっている夢のほうがいい。
問題は、全てをこなすには時間が足りないことだ。一日って本当にあっという間。時間はどんどん過ぎていく。
せっかくやることを決めたのだから、再び「なんだかわからない不安、焦り」に戻らないよう、勉強は「意識的に」時間とたたかいながら進めてみます😅 おー
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