岩手県でも大雨になった☔️
その日は猊鼻渓にて舟下りの予定なんだがー
朝、平泉駅はすでに土砂降り。ここからバスで向かう。雲行きあやしい。
バスを降りたらあと数分。「もうすぐ出航ですよ~」と声がするが、雨のため走れないので、次の舟にした。
船頭さんも大変だ。竿一本で、舟はゆく。
行きは川を上る。船頭さんひたすら漕ぐ。
途中かなりの絶景なのだが、したたる雨もかなりすごい
さて、川を上ること30分強、それなりに景色を楽しみまったりしていたところ、いきなり船着場が現れ、船頭さんが「ここから散策です〜〜」という。
え。散策?こ、この土砂降りの中!?
「向こうで待ってますからね〜」って、この土砂降りに、待っていると言われても〜。
しかも、同乗のお客さんたちは雨もいとわず、言われたとおり、ささーっと舟を降りて歩き出すのだ。
しぶしぶと、折り畳み傘をさし、10分くらい河原を歩く。普通のスニーカーならあっという間に靴下びしょぬれ。
しばらく行くとげいび橋という橋があり、到着地点はその向こう岸。
そこにはスタッフのおじさんが待っていて、面白いお話を聞かせてくれながら、お客さんには「運玉投げ」をすすめるのだった。
対岸にある岩の穴に入ればラッキーということだ。
おじさんがやってみせてくれた。さすが、百発百中だった
それにしても、船頭さんも、運玉投げのおじさんも、土砂降りの中、傘もささずに大変なことだ
そこからまたもや10分びしょびしょになってせっせと歩いてようやく舟に着く。運玉広場まで迎えに来てもらえたらなあ。。
さて、レインコートを脱ぎ、折り畳み傘をしまい、再び座り込んで落ち着くと、船頭さんが歌をたくさん歌って面白いお話を聞かせてくださった。帰りこそが正真正銘の「川下り」で、ここからが本番らしい。
団体さんも含め、いろいろな客層のグループだったが、船頭さんの音頭で帰りはかなり盛り上がった
すると、川の水位が上がってきたということで、このあとの舟下りは休航。ぎりぎりセーフと思うべきか。
しかし、土砂降り中の河原散策20分は、かなり記憶に残る体験だった
舟下りも散策も雨じゃない日のほうがいいね。
宿泊ホテルは平泉。
温泉に入るゲストばかりではないが、温泉宿に泊まれることは、同行のソリマチにとってはたいへん嬉しい。
地元の人にも「食事がいっぱい出るよ」と聞いていたがまさにそのとおり。前沢牛まで出た。
さて、本日の地酒は、これまた地元の人にオススメされた関山、純米酒。
ホテルでは落ち着いて食べるからか、おちゃけが途中でなくなってしまった。
一合、と決めているしな、と思いつつ、他の地酒を聞いてみると、「私はこちらのほうが好きです」とホテルの人。「じゃあ、それもらいます」と言うと、なみなみ注いでくださった「月の輪」
調子に乗って飲みすぎた感と、日中の疲れとで、その日は即効ぐっすり寝てしまった~