6月のツアー、2日目は宿題がいっぱいだった。
前の日はもたもたして、チームラボにしか行っていないので、「歴史が好き」ということや、元々の希望だった「ガーデン」がまだという。。
まずは、浅草で、前日リクエストいただいた侍(居合)体験。
体験の時間まで少しあるし、侍を語るには歴史を知らなければ、ということで、外は暑いしホテルのロビーに座っていただき、まずは日本の歴史のお話。
そのまま、移動しながらもお話し続け、浅草寺の雷門に来たけれど、写真も撮らず、いまいち興味がない様子。ま、暑いしね
居合体験は1時間。主催側が英語で台本をみながら進行してくれるのだが、30分は台本を読んでのお話、残り30分が実際の体験だった。
気になったのは、太刀と刀について、「身分の高い侍は馬を持てたので長い太刀を使った。身分の低い侍は馬を持てなかったので短い刀を用いた。」「私たちは身分が高くない、なので今日の体験は太刀でなく刀を使います」という説明。
誰か台本を書いた方がいらっしゃるのだと思うが、本当にそうなの?
国家資格有無の問題とは違うけれど、観光に力を入れれば入れるほど、日本が気をつけなければいけないのは案内する側の質の維持。。と思ってしまった。 自分も気をつけようと思う。
体験後のランチはまたもやラーメンのリクエスト。
お子様はかなりお腹が空いている。
昨日は味噌だったので、今日は豚骨にしてみた。
屋内は涼しいので、ラーメン屋にて、食後にゆっくりお話と質問タイム。
その後、さっきは知らん顔だった浅草寺に行きたいとおっしゃるので、ソリマチ、目がきらり
日差しがかなり強いので、日陰を選んで仲見世商店街を歩き、人形焼を買ってその場で食べたり、お菓子やお土産物、その他、案内することがたくさん♪
浅草は、足で無理なく回れるエリア内にて、お話しすることがとてもたくさんある
「自分たちだけで来たのでは、人形焼がなんなのかわからず素通りだっただろうが、説明を聞いて、実際に食べたら美味しかったし、ありがとう!」と言ってくださる
調子に乗って、浅草寺にじっくり滞在、みんなでおみくじを引いたり、常香炉を囲んだり、大盛りあがり
ところが、本堂に入って参拝し、その後、庭園や浅草神社へも行こうとすると、お子様のひとりが暑さにやられてバテてしまった!
酷暑の中だもの、熱中症になったらたいへん。
お水を飲ませ、しばらく座らせ、もう、外はキツいので、地下鉄の駅に向かおうとするが、お母様は浅草神社に行きたいという。
話を聞くと、お子様たちには初めての日本だが、お母様には2度目。ツアーにはいないけど、ご主人に関していえば、もう「32回」も日本に来ているのだとか!
それで、さっきは雷門にもさほど興味を示さなかったのね〜。
でも、これまでの旅行では歴史や文化の話は聞いてなかったし、どうしても神社に寄って参拝の仕方など知っておきたいというのだ。
暑さで、顔が赤いお子様を気にしながら、でも、ご希望ならばと神社もご案内、ひととおりの拝観を済ませて、次の訪問地、東京スカイツリーへGO
東京スカイツリーは、10周年。
もともとツアーは11:00スタート。朝イチには行けないし、それでも視界ゼロではないので、東京という都市の姿を知ってもらうことは出来る。ソラマチには日本らしい品を扱うお店も多いし、小学生のお子様連れには楽しいかと思うのだが、お子様の一人が浅草寺以降ぐったり気味の上、お母様はお土産類は一切買うことをお子様に許さないので、展望台のあとは寄り道をせずホテルに戻ることになった。
パレスホテルまではスカイツリーから東京メトロで乗り換えなし。
地下鉄の中でお母様の職業が学校の先生がたに指導する「先生の先生」であることを知った。
小学校から大学まで、どのレベルの先生にも指導するのだという。
てっきり社長夫人でお仕事はされていないと思いきや、その専門性高いご職業におどろいた。
それで、お子様たちも歴史に興味があって、とても詳しいのね〜。
ぐったりしていても、歴史の話になると止まらないお子様たちなのであった。
本当にいろいろな国の歴史をよく知っているのだ。
最後ホテルのロビーに到着するまで、いろいろな日本のお話が出来たし、太刀と刀のことも、しっかりお伝えし直しましたよ。
また、いらしていただけたら、続きのお話をしましょうね