いや〜 このツアーのあとは、1週間お休みなのです!
なんといっても猛暑の日々、通訳案内士の仕事も普段に拍車をかけての体力勝負でした。
7月のツアー、プライベートツアーが続いていますが、この日のお客さんには車椅子の方がいました。
ソリマチのプライベートツアーは、公共交通機関を使用してのハードなウォーキングツアー。うっかりすると、2万歩以上歩きます。階段も坂もたくさんあるので、実は、車椅子にはいたってアンフレンドリー。
そのため、車の手配を提案したけれど、ウォーキングで良いという。。
無理せず、必要に応じてタクシーを使用することを確認してのスタート。
「基本的に少しは歩ける。長い距離は車椅子を使用」と言うけど、あまり信じていませんでした。そして案の定、お客さん、ほとんど歩けないのです。
お泊まりのホテルは新宿。
この炎天下、車椅子の方は地面に近いし、かなり暑いでしょうね。そのため、少し歩けば乗り換えなしで行ける場所でも、なるべくホテルに近い駅から、乗り換えしてでも早めに屋内に入るよう配慮します。新宿駅は人でごった返しているので移動にとても気を使います。
駅では車椅子用のステップボードを用意してくれるだけでなく、JRでも東京メトロでも、どこまで行くのか、行き先を聞かれます。そして、降車駅では別の駅員さんが待っていてくれて、ちゃんと乗り換え先までエスコートしてくださるのでした。
それぞれの駅で、それぞれの駅員さんによる、会社の違いを超えての連携プレーに拍手👏 気持ちよく目的地まで行くことが出来ました。
アメリカでは誰かが来てくれることもなく、エレベーターのある方向を指さしてくれるだけ、というけれど、日本よりずっとバリアフリーが進んでいるのでしょうか。車椅子でも誰にも頼らずすいすい移動出来るのか。もっとも、移動に関しては、車社会ですからね。そんな目線で社会を見たことがなく、この仕事を受けて実は良かったんだと思いました。
暑い中でも8時間のツアーをご希望。暑い上、車椅子での移動はガタガタ道も多くて本当に大変。正直、途中で行程変更が発生するだろうと思たが、長距離移動はタクシー利用に切り替え、お客さんはツアーをしっかり楽しみ8時間の全行程をすべてクリア!すばらしい😀 築地市場をみてまわり、寿司も食べました🍣
タクシードライバーさんも皆とても親切で、車椅子の出し入れやお客さんの乗降の際、手際よく率先して助けてくださり、感謝でした。
お客さんはこのあともう数日東京で過ごしたあと、クルーズ船で日本をめぐるのだそうです。
移動に関して終始気を使いながらのツアーでしたが、お客さんのご協力にて無事に終了!でもとにかく暑かった(-。-;
このあとは新潟県の苗場に移動、フジロックフェスティバル♪を家族や友人とじっくり楽しむ🎸という休暇☺️が待っていま〜す。
通訳案内士、超炎天下での仕事の日々🥵ですが、貴重なブレイク♡♡ 楽しみです。