<あわてて能登半島の先端エリアへ>禄剛埼灯台を見終えると、すでに16時半に近かった。芸術祭のアート作品を見られるのは、17時までなので、海沿いを東側へと急いだ。海岸に作られた小山氏の作品。少し日が暮れかかった空の雲も美しく、とてもいい写真が撮れた。家族連れや写真撮影を楽しむご夫婦など、作品を楽しむ人がたくさんいた。そして、まだ間に合いそうと、集落内の古民家に展示された作品へ。岩崎氏の作品、古民家内に敷き詰められた塩の上、そしてその上にオブジェ。アップにして写真を撮ると、なかなかいい感じだ。ここを出たら、ほぼ17時。今日のアート鑑賞は終了。日も暮れてきたので、急いで輪島に向かわねば。。
<輪島へ>能登半島の先端三崎地区から輪島へは、40km以上の道のり。日も暮れて暗くなるので、来た道を引き返すのは大変だ。能登半島を横断するバイパスを使って日本海側の海岸線道路の途中の大谷に出ることにした。バイパスは、山道ではないので、とても走りやすかった。大谷地区からは、再び海岸線沿いの道路を南下した。途中、千枚田で有名な、白米千枚田を通るルートを輪島を目指して走った。千枚田では、ちょうど前日からライトアップが始まり、駐車場が大混雑、とてもとても駐車できそうになかったので、スルーして輪島に直行。予定では、19時頃到着だったが、それより15分ほど早く、無事に輪島のルートインに到着した。
<夕食>輪島のルートインの横には、大きな駐車場があり、車旅にはとても便利。ホテルにチェックインし、とりあえず、お茶を飲みつつ、夕食を食べる場所をサーチ。ルートインの一つ向こうの通りが、朝市通りだ。朝市通りには、いくつかお食事処がありそうなので、歩いて出かけることにした。ぶらぶらと歩き始めて、びっくり。町全体が暗い上に、人通りがとても少ない。もしかして、危ないかも、と思い、目ぼしをつけていた能登牛のお店に向かって歩いたが、あまりの静けさに通り過ぎてしまい、戻ってよく見ると、「本日貸し切り」。がっかりしながら、朝市通りを歩くも、とにかくお店が開いていないので、どうしようか少し焦りを感じていたときに目についた和食お食事処のような外観の「海亭 のと吉」さんへ入ってみた。お客さんは、あまりいないようで、どこでもどうぞと、広いテーブル席に案内された。能登の味の盛り合わせのような御膳と地酒「のと誉(純米吟醸)」を注文した。アレルギー対応にも、快く応じてくださり、良いお店だった。食後は、真っ暗な街を、少し急ぎ足で、ホテルに戻った(と言っても、通りを一つ渡るだけの距離)。ホテルに戻った後は、ロビーでサービスのコーヒーをもらって、部屋で、翌日のスケジューリングをしたり、テレビを見たりして、就寝。