
長いコロナ禍もあけ、私たち家族の状況も刻々と変化するなか、いろいろとタイミングが良さそうだったので、久しぶりに長めの船旅に出かけることにした。とは言え、フライ&クルーズでの遠出はまだ早いかということで、日本近海クルーズからコースを選定することにした。
<クルーズ船・コース選定>日本のクルーズ船(飛鳥IIとか、にっぽん丸とか)は、予算的に厳しいので、外国クルーズ会社の船から選ぶ、と言っても、ほぼ気持ちは数年前にも乗ったダイヤモンドプリンセスに決まっていた。前回の乗船は、コロナ禍前の2016年だった。MSCベリッシマが数年前から日本のクルーズ市場に参入していて、大型カジュアルシップでずっと気になっていたが、ちょうど夏休みにあたる時期は日本に配船されていなかった。さて、ダイヤモンドプリンセスのどのコースに乗るかが問題だ。ずっと前から、次にクルーズに乗る機会があったら、日本の夏祭りを巡るコースに乗りたいと思っていたので、祭りにあたるクルーズのスケジュールを確認した。夏祭りクルーズは、青森ねぶた祭りのみが含まれるコースと、青森ねぶたと高知よさこい、徳島阿波踊りを巡るコースの二つだった。どちらも10日間のクルーズで、価格帯も同じだった。休みをとる都合上、土曜日出発の青森ねぶた祭りのコースに決定した。このコースは横浜発着で、寄港地は名古屋、釜山、秋田、青森、ひたちなか。
<予約>クルーズ旅行とコースを決定し、さてどのように予約するかを考えていた頃、新聞広告に「早期予約クルーズ代金30%オフ」の大きな広告が出た。プリンセスクルーズの日本語サイトからの直予約が対象だったので、サイトから予約手続きをした。ただ、インターネットのみで予約が完了するわけではなく、電話での本人確認等が必要だった。この電話がなかなか繋がらず、申込日が締め切りギリギリだったので、ちょっとドキドキしたが、無事に予約をして、クレジットカードでクルーズ代金の支払いを完了させた。この割引は、予約と同時に全額支払いが条件だった。予約したコースは「2024年 7月27日発 ねぶた祭に沸く青森と韓国 10日間」、プリンセスプラス(チップ、一定額までのドリンク、Wifiなどが付いたプラン)で予約した。プリンセスプラスが半額キャンペーンをしていて、比較的リーズナブルな料金で、ほぼオールインクルージブにすることができ便利だと思った。
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