
<アマルフィまでの長い道のり>朝、ホテルを出発後に、アマルフィからソレントへの道がクローズされているという情報を得て、すぐにカプリに向かってしまったため、ガイドブックも持っていなかった。一度宿に戻って、戦略を練り直したほうが良かったと後悔しつつも、事前に読んだ情報を思い起こして、ポンペイの新市街のそばにイタリア国鉄の駅があることに気付いた。おそらく遺跡からポンペイ駅へは、数キロだったような、、、とりあえず、出口近くにタクシーがいるかが問題だ。出口前のお土産もの屋さんエリアに行くと、一台だけタクシーがいた。料金交渉、たぶん2~3キロなのに、15ユーロだと、、(これでも少し負けさせた)、せめて10ユーロが妥当だと思うが、ほかにタクシーがいないので仕方がない、15ユーロで手を打って、国鉄駅に行ってもらった。案の定、10分もかからずに到着した。サレルノまでの切符を購入し、電車を待った。17時12分のサレルノ行があるはずなのに、結局電車は遅延か、運休かわからないが来ず、17時27分のサレルノ行に乗った。18時10分にサレルノに到着。無事に、18時30分のアマルフィ行のSITAバスに乗ることができた。このバスは、とても混雑するので、座れるか不安だったが、サレルノ駅そばのバス停から乗り込んだ人は、みんな座れた。途中のバス停からも、どんどん人が乗ってきて、途中から乗った人は、くねくね山道を行くバスの中で、立っていて大変そうだった。バスの出発後まもなく夕暮れになってしまい、海岸線の景色は見えなくなってしまった。サレルノ乗車から1時間半後の20時、終点のアマルフィに到着した。長い道のりを経て、ようやく宿に戻った。
<買物>宿に戻り、フロントで、「ポンペイで靴が壊れちゃったぁ」と言いながら、靴屋さんの場所を聞いた。すぐそばにあるよ、とのこと。一度荷物を置き、すぐに街中のお店へ。アマルフィは小さな町なので、サンダルしか手に入らないのではとちょっと心配していた(失礼)。ちょい悪オヤジ風の店主が、次から次へとおしゃれな靴を出してきて、色々と主人に薦めてくれて、無事イタリア製(と言っていたが、よく見たらスペイン製)のおしゃれな靴を買うことができた。その後、食事をするために街をぶらぶらしながら見たところ、靴屋さんは数軒あった。食事の前に、アマルフィコーストならではのお土産、レモングッズを買った。
<夕食>21時近かったが、イタリアは夜が遅い。皆さん、これからお食事へという時間帯。我々も、街中の手頃なトラットリアへ。今日も、ボンゴレ、そしてメインは、タラにした。毎日毎日ボンゴレだが、とても美味しいし、飽きない。パスタは、イタリアではご飯のようなものなのだ。ホテルに戻り、前日に買って、冷蔵庫に冷やしておいた果物とビールで、アマルフィコースト最後の夜に乾杯。