美津島明編集「直言の宴」

政治・経済・思想・文化全般をカヴァーした言論を展開します。

呉善花氏、チャンネル桜出演  (イザ!ブログ 2013・8・21 掲載)

2013年12月19日 08時30分53秒 | 外交
呉善花氏、チャンネル桜出演

韓国出身の評論家で拓殖大国際学部教授の呉善花氏(56)=日本国籍=が韓国への入国を拒否され、日本に引き返したことは、先月の二八日にお伝えしました。http://blog.goo.ne.jp/mdsdc568/e/c03e3b4be3114411215830bda4997405

その呉氏が、その翌日にチャンネル桜に出演し、その詳細について語っている動画を見つけましたので、アップしておきます。

呉氏のお話を聞いていて思ったこと、感じたことをいくつか述べておきます。

まず、これは、二八日のブログにおいても半ば以上申し上げていたことです。呉氏が、今回の韓国の振る舞いに対して怒っているのは当然のことですが、そこには、それと同じくらいに国を愛するがゆえの憂憤の情が感じられるということです。「こんな馬鹿なことをしているうちは、韓国はいつまで経っても近代国家にはなれない」という思いが感じられるのですね。言葉にすれば、そういう冷静なものになるのですが、そこには韓民族特有の激情がからんでいます。私はそこにとても惹かれるものを感じてしまいます。

次に、日本のメディアの対応について。入国拒否の理由は、呉氏本人に対してまったく告げられなかったのにも関わらず、当局は、日本のメディア向けには「理由は本人にしか告げられない」と嘘の情報を流しています。NHKなどの日本のメディアは、本人から情報の裏をとらないで、韓国当局の言葉をそのまま流しました。韓国当局もとんでもないですが、日本のメディアも取材のイロハを踏まえぬ拙劣な報道ぶりを反省すべきでしょう。

さらには、この事件を大きく取り上げようとしない日本のメディアの人権感覚の鈍さ、媚韓ぶりは、相変わらずとはいえ、根深い大きな問題点です。何をやっているのでしょうか。大手マスコミの連中は高給取りなんだから、それ相応の仕事をしなさいな。情けなさすぎます。

また、今回の、韓国の(おそらくは)国がかりの呉氏に対する暴力的な振る舞いを批判する自国のメディアがまったくない状況には、こちらをゾッとさせるものがあります。韓国の「反日という病い」は、「膏肓に入る」段階が相当に進んでいるようです。呉氏は、その病の危うさに警鐘を鳴らし続けている真の愛国者なのです。韓国がそのことを理解する日は来るのでしょうか。

最後に。私は、こういうことをきちんと伝えようとするメディアがほかにないから、チャンネル桜のソースを使っているだけです。その振る舞いを、「右翼」と蔑称されるのは、本当に心外です。チャンネル桜が取り上げようとする素材のレベルくらいのことなら、イギリスのBBCやアメリカのCNNなどは毎日のようにごく普通に取り上げています。日本のメディアのスタンダードがおかしいのです。というより、日本のマスコミは、あまりにもタブーが多すぎます。まるで、料簡の狭いムラの住民のようです。それくらいのことが分からない視界狭窄のお馬鹿さんは、私が取り上げる情報のベースをあげつらうことができないことをまずは肝に銘じ、次に、先進国のマスコミのスタンダードを学習すべきです。とくに、中途半端な、いわゆる「リベラルな読書人」連中がそうです。ただの馬鹿のくせにお利口さんと自分のことを勘違いしているのは、見ていられません。私は、彼らのような存在に対して、ささやかな言論人の端くれとしてではありますが、強い否定の感情しか抱いていません。これは、公人と私人とを問わない話です。アメリカの懐のなかで暴れるふりをすることが、あたかもなにか意味のあることであるかのような中学生レベルの錯覚を(利用)している連中が、私は嫌で嫌でたまらないのです。甘ったれるよなって。その程度の感情のレベルで、右だ左だと色分けされた日にゃあ、たまったもんではありませんわ。


【ファシスト国家】人権蹂躙!韓国の呉善花氏入国拒否問題[桜H25/7/29]


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