安倍晋三と小池百合子にとって一番大事なことは、首相と知事を出来るだけ長くやることにある。
心の底から国民の生活を思いやっている風には見えない。
安倍晋三は国民に語りかける時に官僚が作った文章をプロンプターで読み上げる。
さすがに棒読みはしないが、思い入れよろしくしゃべるのだが、自分の心から沸き上がる言葉でないから空疎なものだ。
小池百合子の方も英語が得意だと思っているせいか、やたら英語を使う。
テレビに映る表情を見ると緊迫感はあまりない。かえって得意げにも見えてしまう。
こちらがひねくれて見ているからだろうか?
2月24日に専門家会議が、この1~2週間が瀬戸際だ、と言ってからもう1か月以上たつ。
だらだらと引き伸ばされる国民の方はたまったものではない。
特に日銭商売の自営業の方は大変だ。
保障措置をきっちりつけたうえで休業指示をすればよいものを、そんな責任の及ぶことはやらない。
「要請」という姑息な手を使う。
要請をして業者が休業してもそれは「自己責任」ということで逃げることができる。
こういうのを「卑怯」という。
その点では欧米のリーダーのほうがすっきりしている。
強制手段をとるが、そのことによって発生した損失は国が補填するのだ。
日本の安倍晋三と小池百合子にそこまでの覚悟があるか疑わしい。
二人の今までのやり方を見ていると、要するに「信頼がおけない」に尽きる。
新型コロナウイールスの検査の数や感染者数(特に東京都)を見ていると操作しているとしか思えない。
煽るだけ煽って「落としどころ」をどこに見つけているのだろう。
もはや頭が真っ白で正常な判断ができなくなっているのか?
であるならば早く誰かに代わってもらった方が良い。
それが日本が救われる道かもしれない。