行雲流水の如くに

日本は「核兵器禁止条約会議」に出席すべきだ。

核兵器禁止条約の第1回締約国会議がウイーンで始まった。

ロシアのプーチンが国連常任理事国にもかかわらず、核兵器使用をほのめかす。

何とも非道な行いだが、プーチンと同じように核兵器を持つことが、これからの世界が進むべき道であろうか?

世界中の国が核を保有したらこの地球に未来はない。

この美しい地球が宇宙から抹殺されることを覚悟するならそれも良いだろう。

 

日本は世界で唯一の核被爆国である。

日本は「持たず、作らず、持ち込ませず」の非核3原則を国是にしている。

であるならば、「核兵器禁止条約」は率先して参加する立場にある。

ただ極東の現実を睨んだ場合、ロシア・中国・北朝鮮が核兵器を保有している。

やむを得ずアメリカの核の傘に頼らざるを得ない。

 

核兵器禁止条約への参加についてはアメリカから止められているのだろう。

しかしこれではあまりにも情けない。日本の自主性はどこにあるのだ。

ドイツ、ノルウェー、オランダ、ベルギーを含む、条約に署名していない33の国がオブザーバーとして参加した。

「核兵器禁止条約」はこれからの世界の大義になる。

「義を見てせざるは勇無きなり」

広島出身の岸田文雄の覚悟が試されるわけだが、残念なことに勇気がないと言わざるを得ない。

これでは核非保有国のリーダーの座など望むべくもない。

かえって不信の目で見られるようになるだろう。


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