薔薇(ノーストピア)
北海道に自生するヤマハマナスに道南地方に自生するノイバラを交配したもの。
他のバラに先駆けてノーストピアが先陣を切る。
派手さはないがとにかく丈夫だ。
薔薇(ピンクサクリーナ)
フランス、メイアン作出。日本の桜の美しさに敬意をこめてつけられた。
紅をさしたようなハート形の花弁が優雅だ。
散る時もハラハラと散る。よくこのような品種を作れるものだと感心する。
清水へ祇園をよぎる桜月夜 今宵逢う人みなうつくしき 与謝野晶子
薔薇(ディスタント・ドラムス)
バラ作りを始める時はなぜかピンク系からが多い。おそらく女性も男性も同じではなかろうか?
しかしだんだん違う色に足を踏み込む。このバラはピンクに淡い茶色が混じる。
遠くに聞こえるかすかなドラムの音(ネイティブアメリカン達が遠くにいる仲間と通信するときに叩く)、といった意味合いだ。