ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)はこう書いている。
日本人の微笑みは、念入りに仕上げられ、長年育まれてきた作法なのである。それはまた沈黙の言語でもある。
しかし今や微笑みどころか、コロナのせいで、目を三角にしているような作法が定着してきた。
もう少し「和顔愛語」を心掛けても良いのではなかろうか。
薔薇(ポール・ボキューズ)
都会ではコントロール不可能なものは許容されない。
外出自粛もせず、ましてやパチンコなどをする人間は唾棄される。
田舎から見ていると何とも違和感を感じるのだが。
自然界の掟は厳しい。
弱肉強食の世界だが、必ずしも弱いものが常に負けるということはない。
弱いものは弱いものなりの知恵で乗り切るし、場合によっては共生している時もある。
エゾシマリス
このリスは冬眠することで厳しい冬を乗り切る
コロナウイールスをコントロールできると考えるのは、少し傲慢ではなかろうか?
インフルエンザ並みに共生することを考えたほうが良いと思う。
今のように、都市封鎖だとか、8割だ、7割だと大騒ぎするのは、自然界から見たら滑稽なことかもしれない。
クマザサを刈ってやったら、ギョウジャニンニクやニリンソウが芽を出して自生している。
大きな喜びである。