行雲流水の如くに

川柳を楽しむーーいつの時代も変わらないものだ

川柳が日本に誕生したのは、江戸時代だ。

宝暦7年(1757年)と言われている。

川柳は俳句と違って縛りがない。俳句では必要な季語などもいれなくてよい。

必要なのは「うがち」の精神。

「うがち」は「穿ち」と書き、人間の心理や世相の奥に潜むものを、誰もがうなずくものに分析し、5・7・5にまとめればよいという。

 

役人の子はにぎにぎをよく覚え

にぎにぎは賄賂を意味する。権威に対するからかいの代表句。

今どきの総務省の幹部は、小さい頃は「神童」などと称えられていただろうに!

「ガースー」への忖度が過ぎるとこのようなことになるのだろう。

 

エゾリスーー隠しておいたクルミの実を食べているところ

 

春や春 虚偽答弁の 花ざかり  

 北海道豊頃  佐藤仁   どうしん川柳より

北海道では桜はまだだが、本州では(特に永田町界隈で)花盛りのようだ。

 

今年は大雪に見舞われた。

野ネズミたちも食糧不足で大変だったようで、庭木や薔薇に野ネズミの被害が大量発生。

大好きなおかめざくらもかじられて頭を抱えています。今年も咲いてくれるか心配です。


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