白河天皇は、応徳3年(1086)譲位して上皇となり院政を開始する。
白河院政は、堀川・鳥羽・崇徳の3代43年間もこの国を取り仕切った。
この上皇をもってしても意のままにならぬものが、
「加茂川の水、双六の賽、山法師」だった。
なんともささやかな愚痴ではある。
ケマンソウ(タイツリソウ)とプルンネラ
いくら権力を持ってもいつかはあの世へ行くわけだから、心穏やかにこの世を楽しんだほうが良いと思う。
目に青葉 山時鳥 初鰹 芭蕉
目で青い青葉を見る、耳でホトトギスを聴く、舌で初鰹を楽しむ。
ホトトギスの鳴き声は「トウキョウトッキョキョカキョク」という風に聞こえる。
このところ虫が豊富に出回っているせいか鳥たち(主にカラ類)がエサの催促に来なくなった。
カッコウ
北海道ではカッコウが鳴くと野菜の苗を植えても良い、と言われている。
丁度このころになると霜の心配がないから。
少し雑木林に踏み入るとクルマバソウがひっそりと咲いている。