今のような迷走を続ければ、岸田政権の先行きは長くないだろう。
自民党内が一枚岩でまとまっていれば、内閣支持率が下がっても何とか持ちこたえる。
ところが与党からも内閣からも批判噴出だ。
批判の急先鋒は高市早苗経済安全保障大臣、西村康稔経産大臣、それと萩生田政調会長だろうか。
それぞれ安倍派がらみ、自民党分裂まで行けば政界再編成で永田町の風景も変わるだろうがそこまでは行くまい。
岸田首相がここまで焦るのは、
来年早々米国でバイデンと会談予定だが、「防衛費2倍増」を手土産にしたいようだ。
なんとも次元が低い。
年末にこんな議論をするよりももっとやることがあるだろう。
そう、「国民生活の安定」だ。
中国は、台湾が独立宣言しない限り軍事攻撃しない。
中国は臆病な国で、絶対に勝てる状況にならなければ武力攻撃はしない。
経済力や情報戦で勝とうとしている。
岸田政権はスタート時のように「何もしないほう」が支持率は上がるだろう。
国民の活力に任せた方が日本は良い方向に行く。
ご参考 2019.12.7拙ブログ
「日本の防衛についてまともな議論が少なすぎる。ーー自主性を持つべきだ」