株が下がる時というのはいつもそうだが、株に素人と思われる人が参入し始めた時だ。
中学生が正月のお小遣いで株を買ったとか言っていたが、これは行きすぎだろう。
暴落とか急落の原因はいろいろ理由付けされるが、
「理由も無く上がっていたから」ということ。
国民の生活が窮乏している時に、株価がわけも無く上がるというのは「おかしい」と思うのが第6感。
「日銀が金利を上げたから」などと言う犯人探しが始まるがあまり意味はない。
誰かが引き金を引くのを待ち構えていたファンド勢の餌食になっただけ。
日本経済のとって大きな痛手を残したのは、「1990年のバブル崩壊期」だろう。
ボクシングで言えば「カウントエイト」ぐらいのダメージだった。
この時かろうじて持ちこたえたのは実体経済がしっかりしていたことだ。
それと金融機関が過去に利益を蓄積していたことが大きい。
貸し渋りも行ったが、100兆円ほど吐き出して何とかしのいだのだ。
目先の変動でパニックになるケースがよくある、しかし冷静に構えておくことが大事。
2024年の年初の株価は25,000円台だ。8月2日は35,909円。
そして円は141円台だった。8月2日は149円台。
このような時はしばらく様子を見るのが鉄則だろう。