自民党石破総裁誕生で円高に振れた途端、株価が急落した。
少々の株価の下げは我慢して「アベノミクス」の呪縛から脱却宣言をすれば、もう少しましな展開になっただろう。
水鳥の羽音に驚くようにびっくりして、
石破首相は日銀総裁に「金融緩和継続を要請?」したようだ。
途端に株価は上昇したが、再度円安に戻ってしまった。
「投機筋が喜んで国民が困る図式」の再現だ。何とも情けない。
根本的な円安対策をとらずに、ダラダラと金融緩和を続けることは、さらに物価上げを容認しているようなもの。
もう一つ頭にくるのは「コメ高騰に無策」なこと。
昨年対比で5割増しだ。(9月卸売価格48%値上がり)
あの無策だった坂本農水大臣は何もやらなかった。今度の小里大臣も期待できない。
村上誠一郎総務大臣は「反アベノミクス勉強会」を立ち上げた物言う議員と期待したが、先日の国会答弁では腰砕け。
反主流派の時に正論を言い、主流派になったら「アベノミクス礼賛」では、石破内閣支持率上がらないのもむべなるかな。
裏金絡みの添加物で食あたりを起こした政党が、
メニューを変えて店先に並べても有権者は警戒するだろう。
過ぎたるは猶及ばざるが如し