行雲流水の如くに

国民生活のためには円高に、そして金利も上げるべき。

ピークに160円を超えた円安もようやく140円台前半まで下がって来た。

しかしロシアがウクライナに侵攻した120円台まで、まだ戻っていない。

原油価格は下がってきているので、物価上昇は円安の影響があると言える

円安政策というのは「一般大衆から大企業への見えない所得移転」だ。

この数年大企業の内部留保が積みあがっているのが良い証拠だ。

 

もう一つ見逃されているのが、金利である。

ゼロ金利政策は、「一般大衆から政府への見えない所得移転」なのだ。

日本人は本当に現金や預金が好きだ。約1100兆円も保有している。

今までゴミみたいな金利だったか、このところ0.1%前後の金利がつくようになった。

年間で1兆円ほどの金利が入るわけで、消費に回れば経済が活性化する。

金利が上がれば住宅ローンを借りている人は困ると言われるが、それはない。

手厚い金利補助があるからだ。

 

円安とゼロ金利政策は、一般大衆からの大企業や政府への所得移転だということに気付くべきだ

分厚い中間層の再興のためには、円高と金利上げは必要。

大企業は従業員の給与引き上げや下請け企業への適正な価格提示をすべき。

政府は金利が低いことをいいことにして無駄遣いが多すぎる。

 

「国民生活第一に考える政党」が政権を取るべきだろう。

有権者の賢明な選択がこの国の方向を決めると自覚すべきだ。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

megii123
楕円と円さん、こんばんは。
私は比較的立憲民主の候補者の話を聞いていました。
基本的な部分で大きな違いはありませんし、野田・枝野の関係も悪くありません。
陰でコソコソ関係悪化をあおる人間はいるかもしれませんが。

消費税に関して枝野幸男が方針転換したのは、財務省の入れ知恵というより消費税の必要性が分かったということでしょう。
消費税収は24年度24兆円になる予定です。
社会保障の安定財源として欠かせないものになっています。
税収拡大は法人税や富裕層への応分の負担を求めるべきですね。
野田佳彦が自民・公明と3党合意したことはもう10年もしたら評価されると思います。

それと野田・枝野のコンビで2011年でしたか、関電の原発を再稼働させました。
この時再稼働させなければブラックアウトの危険性があったようです。
理想としては原発ゼロが望ましいのですが、現実の国民生活が続いている以上ある程度の稼働はやむを得ないのでしょう。
dsnchar1
行雲さん>私も円安と低金利が形を変えた所得移転になること、なるほどと思いました。裏金事件の露呈が総裁選の引き金になっているのに候補者はそもそも問題意識が希薄としても、メディアがすっかり忘れています。野田立憲に期待するよりありませんがあの安倍にまんまと騙されたのが引っ掛かっています。財務大臣をやっているので、財務省には服従かもしれません。よもや分裂は無いと思いますが心配です。
megii123
kenちゃん、こんにちは。
どちらかというと経済関係の本をよく読んでいます。
ただ面白いのは政治関係の話ですね。
理屈で割り切れない部分があるからでしょうか。

本当に有権者には目を覚ましてほしいですね。
ボーッとしていると、目に見えない形で政府・自民党にかすめ取られますから。
knsw0805
行雲さん、おはようございます。
行雲さんは素晴らしい、政治はもとより経済方面でも卓越した持論をお持ちです。ゼロ金利政策の所得移転、円安とゼロ金利政策の所得移転の説明には目から鱗というか分かりやすくて舌を巻きました(笑)最後の2行はいつもと同じく異議なしです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「経済」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事