「知らぬが仏」と言う言葉がある。
真実を知れば、心配したり、悲しんだり、腹を立てたりして穏やかではいられない。
しかし、知らずにいれば仏のような平静な心でいられるということ。
世界中のニュースが、テレビやスマホでこれでもかと流れて来る。
なかにはフェイクニュースとやらのウソかほんとかわからないものまで紛れ込んでいる。
最近では「ツイッター」が要注意だ。
テスラの最高経営責任者イーロン・マスクと言う少々変わり種の人物が買収した。
早速全従業員の半数を解雇するという。
当然ニセ情報やヘイトスピーチなどを監視する業務も止まっているらしい。
私はもともと「ツイッター」はやらない。
頭の回転が器用にできていないので、脊髄反射的なやり方は苦手だ。
ドイツの哲学者マルクス・ガブリエルは述べる。(10月9日朝日新聞)
これらのソーシャルメディアの中では、非常に教養があり賢い人たちでさえ、過激化していました。ある人は徹底的な陰謀論者になり、ある人は「ロックダウン狂信者」になっていました。必要なのは、適度で、科学的で、間違えることもあるという、発見と学びの声です。
しかし、ソーシャルメディアはいかに学ぶことに反するかに気づきました。ツイッターやFBでは、自由民主主義の水準に達する会話は成立しません。これらは本質的に、著しく反民主主義的です。
私もこの意見に同意する。
頻繁に炎上が発生する社会は健全ではない。
知らざるを知らずと為せ、是知るなり。 論語
(知っていることと知らないことをはっきりさせることが、本当の知である)