自民党は「保守政党」と言うことで自民党員も世の識者もそのように認識している。
しかしその内容を掘り下げると「なんでもあり」で、「闇鍋政党」と見たほうが良いのでは。
(明かりを消した中で、持ち寄った食物を同じ鍋に入れて煮、それを食べ合う遊びとしての会食)
自民党安倍派を中心に「日本の尊厳と国益を護る会」と言うのがある。
会員は73名だというからかなりのグループだ。代表が青山繁晴参院議員。
自由民主党を内部から変えることによって祖国を真の独立国として再生する、と言うのが会の趣旨らしい。
と言うことは今の日本は独立国ではないという認識だ。
しからば宗主国はどこになるのか?
もちろんアメリカだと思うが、「日米地位協定」の改定などこれっぽっちも言い出さない。
そして反韓、反中を煽っている。
こういうのを自家撞着と言うのだろう。
(自分の言うことが前後で合わないこと)
さらには韓国に本部のある文鮮明の統一教会に、安倍元首相のみならずかなりの自民党議員がどっぷりとつかっていた。
票欲しさに魂を売り渡していたのではないのか。
これで祖国を真の独立国として再生できるのだろうか?
このことに対して痛烈な反省も無ければ今後どうするかと言う対案もない。
政府や自民党執行部は「やってる感」を演出するが、正直あまり大きな期待は持てない。
旧統一教会の方も簡単に引き下がるとは思えない。
ズルズルべったりの関係が水面下で続くのではないかと懸念する。
敷島の大和心を人問はば 朝日に匂う山桜花 本居宣長
日本の尊厳を言うのであればこの和歌をじっくり味わってほしいものだ。