
渋沢栄一の「論語と算盤」が再びよみがえるか?
明治6年(1873)、渋沢栄一は官僚を辞めて、実業界に入ることにした。 渋沢栄一が語る、なぜ実業界に入ったか。 当時のわが国は政治でも教育でも、着々として改善していくべき必要が...

中国と正しく向き合うためにはーー好き嫌いの感情から少し離れたほうが良い
好き嫌いの感情というものは、結構厄介なものだ。 個人の関係ならまだしも国と国との間では、さまざまな影響を冷徹に計算しなければならない。 戦前、アメリカ人を見たこともない人が「鬼...
安倍政権は、日本人が持つ「不安遺伝子」の影響力を無視した。
日本人は世界一「不安になりやすい」民族だといわれている。 不安になりやすいS型の遺伝子を持つ人の割合は、日本人では80%だという。 この遺伝子を持っていない人は20%、だから新...
永田町、大乱の兆しーー与党も野党も国民に目を向けて動くべし
安倍首相の健康問題が深刻のようだ。 1週間程度の休養で体調が戻るのであれば、国政に対する影響は少なくて済むだろう。 しかし6月に国会が閉められてから、安倍首相は、ほぼ引きこもり...

歳をとるとなぜ1年が早く感じるのか?
歳をとるとともに、1年が段々と早く感じるようになる。 老化のせいだろうと半分あきらめ気味だが、福岡伸一さんの「動的平衡」を読んで納得した。 タンパク質の新陳代謝速度が、体内時計...
乱世に突入する日本の政治情勢ーー政権交代可能な二大政党の方向に歩めるか?
安倍一強の下で比較的平穏に来ていた日本政界は、応仁の乱並みの時代に突入する。 先ず今年に入り天から降ってきたのが、新型コロナウイールスだ。 このウイールスに対し、安倍政権は、従...
自壊した資本主義を立て直すことが出来るか?
新型コロナウイールスは、それぞれの社会が抱えている病理を暴き出した。 その病理が顕著に表れている国がアメリカだ。感染者578万人、死者18万人。 病理の主要因は「格差拡大」だ。...
経済活性化の歯車をどうやって回していくか?
止まっている車を動かす時に、一番エネルギーが必要なのは最初である。 逆に言えば、めくら滅法に最初からエンジン全開にすると、とんでもない事故になりやすい。 いつでもブレーキが踏め...
安倍政権崩壊から誰がこの国を立て直して行くのか?
安倍政権が、遂にと言うべきかそれともやっと崩壊したというべきか、表現に悩むところである。 安倍政権の評価は、人によっていろいろあるだろうが、私はあまり評価しない。 その理由の第...

統率力のあるべき姿とは?-東郷平八郎に学ぶ
おりしも次の総理を決めるための戦いが始まったようだ。 統率力の根本原理を見つけ、それを実行したのはナポレオンだという。 ナポレオンは、ラインとスタッフを明確に分け活力ある組織を...