
晩年をどう生きるかーー森喜朗発言問題について考える
森喜朗会長の発言問題がなかなか収まらない。 森さんが弱弱しそうにしていれば、高齢でもあるし、それなりに同情論も起こる所だ。 ところが元気いっぱい、若手の記者の質問に切れて見せる...
森喜朗発言を深堀するーー根強いムラ社会の論理
東京オリンピック・パラリンピック組織委員長の森喜朗会長への批判が止まない。 自業自得と言えばそれまでの話だが、結構根の深い問題をはらんでいる。 ...
米中冷戦構造の中で、軟弱地盤の北東アジアを固めるべき
民主主義を旗印にする米国を中心とするグループと、権威主義もしくは専制主義を専らにする中国を中心とするグループに分かれて、硬軟両様の戦いが始まったと考えてよい。 米国ブロックは、米...

負けることの尊さがわかるためにはーー嘉納治五郎と相田みつお
勝つためにいろいろ努力することは大切なことだ。 しかしそのために「勝利至上主義」に陥る危うさは自覚しておくべきだろう。 相田みつおの詩に「受け身」というのがある。 柔道の基本...
コロナ過での東京五輪は中止すべきだ
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長が、言わずもがなの「女性蔑視?発言」で炎上中だ。 「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」 五輪開催に執念をかける思い...

日本で「医療崩壊」が起きる不思議さ
日本は世界一の病床(人口あたり)保有国であり、医師の数も質も他国に比べてそん色はない。 医師数はフランス、ドイツ、イタリアに比べて少ないが極端に不足しているわけではない。 ...
自民党は崩壊過程に入ったのか?
かって小泉純一郎は、「自民党をぶっ壊す」と息巻いて、郵政解散を仕掛け大成功を収めた。 確かに自民党の良さが段々失われていった。新自由主義路線に舵を切ったのである。 私はこの辺り...

「少年よ大志を抱け!」---北海道の夜明けを語る
クラーク博士といえば「少年よ大志を抱け」の言葉である。 明治9年、日本政府の招請で来日し、札幌農学校(今の北海道大学)の教頭に着任。 わずか1年弱ではあったが日本の教育界に大き...