今日は
折田先生の命日です
と言われて
誰やねん、そいつ
となる人も多くいるかもしれませんが
誰かと言いますと
国公立二次試験前期の日を前後して
突如、京都大学の吉田南棟付近に現れる
まったく相容れない何らかのコスプレを模されたり、模されなかったり
まるで、原型のないキャラクターだったりする像で・・・
と、
説明しだすとよくわからなくなってくるのですが
折田先生自身は
京都大学の2代目総長で
旧制三高(京都大学の前身)の初代校長です。
その栄を称えて、
かつて吉田南棟に、その銅像がありました。
で、僕が物心ついた時には
入学試験のたびに
銅像に落書きやらコスプレやらをさせられていまして、
京大を受験する人々は
まず、
その折田先生の変わり果てた姿と対面してから
この大学に入ってやると決意して
試験に臨んだのです。
僕も見守られながら受験してみたいなぁ
なんて思いながら、
生活を送っておりましたが
歳がばれるけど
いざ受験の年に、
折田先生像オリジナルが、
これまでの所業から身を守るために
像が撤去され、大学のどこぞに格納されるという事態に
(Wikiによると図書館の書庫だったみたい)
という悲しき事態になりましたが
オリジナルが無くなったことをいいことに
学生の創造性が発揮されることになり、
例年、折田先生とは名ばかりの、
キャラ像が設置されるようになりました
てんどんまんの時は
出来が良すぎて、著作権でもめかけたみたい
でもって、
去年はカービーだったらしい。
ま、それはそれで面白いのですが
オリジナルを見てみたかったなぁというのもありまして
どうも2010年くらいから
その書庫の辺りで公開されているらしいのですが
もちろん働いておりますので
観に行くことはできておりません
今年は
京大いませんけど
いずれ
桜井校から
京大合格者が出た暁には
ちょっとオリジナルを冷やかしに観に行ってやろうかな
と思っております。
今年の『折田先生』は何になるのか
ちょっと期待しています。
あと1か月で判明するわけですが。
で、像の横にある看板の裏側には
いつも
旬とはちょっとずれた女優やアイドルの写真などが貼られたりするのですが
それにも期待です。