秋のにっぽん丸ギャラリー展示に出品した油彩画。
先日の千駄ヶ谷ギャラリー展示には展示しなかったシリーズ。
2018年、春以降18枚描きました。
すこし年末は休みます。
「船出」
真夏の雲に見る 2018’ 東京
「光のドーム」
光が降り注ぐ
イスラム式サウナバス
トルコ イスタンブール
「扉」
ガウディに会いたかったのに誰もいない。
真夏のコロニアル・グエルの扉は開くことはなかった。
スペイン バルセロナ郊外
「扉」
寺院の扉。
五色吉祥のおまもりと、
神聖な白い布は
高地には咲かない花の代わりに。
チベット シガツェ
「アーチの聖堂」
厳かな暗がり。
わずかな光が救いのよう。
ブルガリア ソフィア
「深いところ」
山越えバスの車窓に映る景色、
さっき起きたはずなのに、まだ夢の中なのかと思った。
そうだ、ここは昔、海の底。
パキスタン カラコロムハイウェイ
「願いごと」
街角で見たお祈りの像
メキシコ オアハカ
「風の窓」
古い城砦の窓辺にて
楽器を持つ少年
インド ラジャスターン
「使者」
寺院天蓋に見る天使
捧げの時間、お静かに。
インド カジュラホー
「使者」
ヒマラヤ山岳地帯に見る鳥
命の儀式を見守り、そして魂を天に連れて飛ぶ
チベット