遅ればせながらの年末旅 その5
ホテルの朝食にも飽きたので、この日は外で朝食。
クラシックスタイルというプレートを頼んだらこれ。
焼きトマトと、焼マッシュルーム、甘いケチャップ煮豆?が特徴。
ソーセージと煮豆を頬張った時、なんだか不思議な気持ちになりました。
残念ながらほとんどの記憶は断片ですが、幼少期5年間をイギリスで過ごしていて、
もしかしたら舌は少し覚えているのかもしれない。
さて、行き先のポートベローは世界中からアンティークの買い付けに来る人も多い、南北2キロに及ぶヨーロッパ最大規模のマーケット。
マーケットの南端までは可愛らしい住宅街を抜けていきますが、この日は土曜日なのですでに駅から人の波があります。
クリスマスセールの市内のデパートより面白いものが見つかりそうだし、
家族のお土産は何か家で使う雑貨がいいかなぁ、とやって来ました。
↓ ドアノブの専門店、たまらないです。
銀製品が綺麗だと思うのですが、ピッチャーやポットはどうも我が家の食卓には合わないので
これに決めました、銀のお盆。
何件か交渉して、一番素敵なおじいさんのお店で実家の分と2つ買いで少し値切って購入。
買い物はいろんな地域のマーケットで少しは慣れているので、印象良く、即決はしない、手入れの仕方なんかも聞いちゃう。笑
良い買い物できたかな〜。
貴婦人のドレスの形のベル。ご飯ー! 起きる時間ー! で使おうかな。
それから、ヤギの付いたフック。
ちょこちょこと他にも買い物はしましたが、子供のものや、日用品、日常食品は比較的お安い。
とにかく外食は高い印象。喫煙の方はタバコは一箱1500円以上。
でもスーパーの食品売り場では100円程度の飴ちゃんなど、こんなに楽しいお買い物ができるし、
今度ホテルを取るときは大きなスーパーかデパートの近くにしてお土産やホテルでの間食を充実させたい。
左からおいしい!見た目も可愛いキャンディー。
いろんなタイプのお出汁。濃縮ゲル状になったスープのカプセルは初めて見た形。
濃厚キャラメル。歯の詰め物が取れるので要注意なやつね。
買っておけば、配るのに困らないF&Mティーバッグ。
食べ物はどこで何を見ても楽しい!
さて、ここまでがこの冬の旅行。
全部で6日間、30日に飛行機に乗り、時差を1日進み自宅着が大晦日夜。
全然時間が足りませんがお正月はさすがに家族でゆっくり過ごしたいし、ここまで。
限られた時間、これからますます不機嫌の多くなる12歳という歳の娘とたくさん話せて、
一緒に良いものが見られて良かった。
夫は子供に合わせての長い休みは取れないので、この一人づつ交互に私が連れて行くというスタイル、我が家独特ですね 笑
家族4人でする旅とは違い、食事も行き先も気ままにその時の2人の気分の決められるし
ねぇ、まだ〜??という事がないので、何より興味のある事を追求できる。
長い時間子供とゆっくり向き合い話せるし、とても良いんです。
娘は速読ができる子で、ガイドブックもパッと読み込み、
この店はチップが必要か?悩んでたら15パーセントくらいだね。と教えてくれた。
電源のコネクターを忘れて、ロンドンに着いて早々に電気屋さんかぁ、、、と思ったら、その辺のキヨスクで見つけてくれたし。
少し前回の旅行より、ずっと大きく頼もしくなっておりました。
次は何に興味が出て来るのかな? 行き先はどこだろう?
大の読書家の彼女は、読んだ面白い本を私にも勧めてくるし、私も娘の影響で何かに興味を持つことが増えてきた。
文芸映画などは18禁以外は共有できるようになり、
親が自分と同じ年頃に面白かったものを、自分も読んで見たいと最近も古い小説を買ってあげたばかり。
これからも興味の先が、どこへ行くか? また楽しみです。
たのしい旅でした。