無気力。
母が亡くなってからの自分を、そう表現していました。
何もやる気が起こらなくなってしまった、と。
今思うと、それは正しい表現ではなくて。
正しくは、「生き方が分からなくなった」でした。
地図を持ったまま、
どこに向かえばいいのか分からない。
まず何をすればいいのか分からない。
ここに居続けたいわけじゃないけど、
結果的にここに居続けるしかない、そんな感じ。
どうせ私も死ぬのだから、ここで待ってればいいや。
思い出も記憶も経験も、何一つ持っていけないのに、
何かをする必要がどこにあるのだろう。
全てが停止するのをただ待てばいい、
そんな気持ちしかなかったのだと思う。
だから1年くらいかけて、
生きる気持ちが少しずつ戻ってきたらいいなと思っていました。
そこへ、ですよ。
やってきたのは前回記事の野良猫ブッチ、、、の癌。
保護して、部屋に隔離して。
こんな立て続けに、大事なものを失うのはイヤだ、
私が彼に何かできることはないか?
考えた時に浮かんだのが、レイキを習うこと。
レイキで免疫力が上がってくれれば!
痛みが減ってくれれば…!
ずっと興味はありつつも、先延ばしにしていたんだよね。
私の肩こりとか母の膝痛、レイキで軽くならないかな、
って何度か考えて、でもお金がなくて先延ばしにしてた。
そうしてるうちに、母が亡くなってしまった。
膝痛がなければ、母はまだ生きていたかもしれない。
なぜ私はもっと早く習いにいかなかったんだろう。
なぜやってあげられなかったんだろう。
なぜ、なぜ・・・・。
ものすごくものすごく後悔したけど、
一番やってあげたい人がいなくなってしまったら、
習いにいくのが辛くなってしまって、再び先延ばしに。
だけど、今レイキを習いにいかなくちゃ。
ブッチを保護してそう思った。
救いたい命に、これからもきっと出会う。
それからそれから、
アニマルコミュニケーションもちゃんとできるようにしなくっちゃ。
そして、ベーグルも販売できるようにしてみよう。
それで少しでも収入得られるようになろう。
私、いろいろやらなくちゃ・・・。
義務感ではなく、焦りでもなく、
ただじんわりとした使命感のように、そう思った。
母を亡くしたからブッチを見捨てられなくて保護した。
ブッチを保護したから、一歩踏み出す気にようやくなれた。
なんだか、一連の流れのような、神様の計らいのような、、。
野良猫ブッチがくれたもの。
それはとてもとても大きなもの。
きっと私のために現れて、このタイミングで病気になってくれたんだね。
…で、
レイキ習ってきました。
アニマルコミュニケーションも、学び直してきました。
レイキは毎日ブッチにやってあげてます。
ずっとは一緒に暮らせなくても、少しでもキミの役に立てますように。
野良猫の保護活動にだけは手を出してはいけない。
そう決めていたのに。
去勢手術済みの野良猫に、
エサやりを始めたのは2022年の1月。
よりによってめっちゃブサイクな子が来たなぁ、、、って笑ったっけ。
ブチ模様なので、「ブッチ」と命名。
それが先月1月の終わり、
耳が扁平上皮癌かもしれないと知り、
すごくすんごく、ものすごーーーーーーく悩んだんだけど、
緊急保護しました。
野良猫にお金をかけるのか。
それとも見捨てるのか。
でも上皮癌は痛々しい姿になって進行するから、
それに私は耐えられるのか・・・。
私はひどい人間なので、
その頃きた寒波で死んでくれれば・・・とも思った。
でも結局、見捨てられなくて保護に踏み切った。
母を亡くしたことがすごく大きくて。
もう後悔するのはイヤだ、って思ったんだよね。
今ならまだ間に合うかもしれないのに、
目の前の命を救えないのはイヤだ、って。
野良猫にとって、
保護が必ずしも正解ではないし、
だからこそ、これは私のエゴだと割り切って保護した。
これは手術前。
この頃の私のメンタルは本当に死にそうに辛くて。
ブッチと母の姿を重ねて見ていたから、
泣きながら電話したり相談したり。
野良猫に感情移入するすんごい優しい人、
みたいに見えてたろうけど、
単純に母のことがあったから。
とりあえず手術は終わって。
左耳の進行具合と、右耳も少し変異しているので、
今後も経過観察が必要なのだけど。
うちで飼えたら一番いいし、
本当に本当に、心底飼ってあげたいんだけど、
すでに先住が2匹いて、私のキャパを超えちゃうなぁ…って思うと、
どうしてもうちの子にはしてあげられなくて。
里親さん、または、看取りも含めた長期預かりさんを探してます。
そう決めていたのに。
去勢手術済みの野良猫に、
エサやりを始めたのは2022年の1月。
よりによってめっちゃブサイクな子が来たなぁ、、、って笑ったっけ。
ブチ模様なので、「ブッチ」と命名。
それが先月1月の終わり、
耳が扁平上皮癌かもしれないと知り、
すごくすんごく、ものすごーーーーーーく悩んだんだけど、
緊急保護しました。
野良猫にお金をかけるのか。
それとも見捨てるのか。
でも上皮癌は痛々しい姿になって進行するから、
それに私は耐えられるのか・・・。
私はひどい人間なので、
その頃きた寒波で死んでくれれば・・・とも思った。
でも結局、見捨てられなくて保護に踏み切った。
母を亡くしたことがすごく大きくて。
もう後悔するのはイヤだ、って思ったんだよね。
今ならまだ間に合うかもしれないのに、
目の前の命を救えないのはイヤだ、って。
野良猫にとって、
保護が必ずしも正解ではないし、
だからこそ、これは私のエゴだと割り切って保護した。
これは手術前。
この頃の私のメンタルは本当に死にそうに辛くて。
ブッチと母の姿を重ねて見ていたから、
泣きながら電話したり相談したり。
野良猫に感情移入するすんごい優しい人、
みたいに見えてたろうけど、
単純に母のことがあったから。
とりあえず手術は終わって。
左耳の進行具合と、右耳も少し変異しているので、
今後も経過観察が必要なのだけど。
うちで飼えたら一番いいし、
本当に本当に、心底飼ってあげたいんだけど、
すでに先住が2匹いて、私のキャパを超えちゃうなぁ…って思うと、
どうしてもうちの子にはしてあげられなくて。
里親さん、または、看取りも含めた長期預かりさんを探してます。
私が後見人になるので、
保護猫譲渡が難しい、高齢者でもいいと思って。
今保護できるなら、
もっと早く保護すれば良かった、、、って泣きました。
でも、今じゃなきゃきっと保護できなかった。
母が存命だったなら、きっと見捨ててた。
ブッチは母に助けられたようなものなんだよね。
母はそもそも猫がそんなに好きじゃなかったのだけど。笑
3月入るまではうちで療養することが確定しているので、
一部屋ブッチのために潰してお世話してる毎日です。
昨日ようやく、少し撫でることができました
保護猫譲渡が難しい、高齢者でもいいと思って。
今保護できるなら、
もっと早く保護すれば良かった、、、って泣きました。
でも、今じゃなきゃきっと保護できなかった。
母が存命だったなら、きっと見捨ててた。
ブッチは母に助けられたようなものなんだよね。
母はそもそも猫がそんなに好きじゃなかったのだけど。笑
3月入るまではうちで療養することが確定しているので、
一部屋ブッチのために潰してお世話してる毎日です。
昨日ようやく、少し撫でることができました