アニマルコミュニケーションを依頼する際に知っておいてほしいこと。
アニマルコミュニケーションは霊視ではない ということ。
ここ、勘違いされると何が困るかというと、
依頼時に飼い主さんが、
状況説明を端折ったり、
家族間でしか通じないワードを使ったりするんです。
霊視ならその省略された部分まで視えるのかもしれませんが、
アニマルコミュニケーションは、
その文字通り『動物とコミュニケーションを取る』ことなので、
あくまでも動物と対話をするだけの通訳なんです。
だから飼い主や動物が言いたくないことは分からないし、
一般名詞は一般名詞のイメージでしか使わないのです。
何が言いたいかというと、
「おんぶ好き?」という質問があったら、
ヒトの背中に乗るイメージを送るんです。
それ好き?って。
で、伝わってきたものを飼い主さんに伝えたら、
おんぶ=日常的にリュックに入って背負われることだったんですね。
そんなイメージは何ひとつ送ってないので、
私と動物の会話は、飼い主の訊きたいこととは全然違ったわけです。
たぶん動物からしても、背中に乗ったことあったっけなぁ?だったと思います。
あ、むかーしこんなことあったな!みたいな。
それってまるでチグハグでしょ。
それから、意図してることも省略しちゃダメ。
ゴハンをAからBに変えたけど、どう?って訊くのと、
ゴハンAよりBの方があなたの体にいいんだけど味はどう?って訊くのとでは、
動物の答え方が違ってきますよね。
前者の質問では、
Bはやだ、Aにして!だけかもしれないけど、
後者の質問なら、
Aがいいけど、Bも頑張って食べてみるよ。でもたまにはAも出してよ、とか、
じゃあAとB混ぜてほしいなー、とか、
動物なりに考えて回答してくれるはずなんだよね。
※意図を伝えても、やだAにして!と言う子はいます。
でも、意図を伝えることで、飼い主さんの嫌がらせではないということは必ず伝わります
だけどその意図がコミュニケーターに伝わってることが大前提。
私も依頼する側になった時、
状況をすごく細かく聞かれて戸惑ったことがあるんだよね。
言わなくても分かるんじゃないの?って。
でも、依頼される側になって分かった。
言わないと全然分からないYO!
話した結果を飼い主に送る時もそうなんだけど、
ヒトって当たり前に言葉を省略するんだよね。
無意識に省略しちゃって、”そういう意味じゃない…”と私も何度やらかしたか。笑
霊視じゃないから、
言葉が足りないと通じません&伝わりません!!
そういえば数週間前なんですが、
虹組さんと初めてお話しできました~
虹組さんとは?
→虹の袂に旅立ったペットさんのことを言います。
つまり、亡くなった子のことですね。
『亡くなった子と話すのは難しい』
と最初に聞いていたので、
今までやってこなかったんだよね。
知り合いの虹組さんと練習させてもらったこともあったけど、
”私にはまだ無理かも”という気持ちで取り組んでたから、
話せたことはなくて。
でもこの度、『できる!って思えばできるんじゃない?』と思いまして、
急死したワンちゃんとお話しさせてもらいました。
そしたら、できたんですよ。多分。
急死と言えど、飼い主さんも予感はしていたみたいで。
里帰り出産してた娘さんが帰った翌朝に亡くなってたんですって。
彼女は、”やっぱり…!”と思ったと。
ワンコくんに尋ねたら、
「あ、このまま(寝たまま)逝っちゃおう」と決めたんだそう。
挨拶なしに逝っちゃったから、少しだけ申し訳なさそうにしてました。
印象的だったのは、
彼は人間の家族に愛されるためにその家に行ったのではなくて、
人間たちを愛するために行ったんだということ。
「みんなを愛せて幸せだったよ」って。
成熟した魂の子ってのがいるらしいんですが、
このワンコくんは、そういうタイプだったのかもしれません。
すごく淡々としていて、落ち着いていて。
このワンコくんと話せて良かったな、って私も思いました。
みんなアニマルコミュニケーションやればいいのにな、と思うのは、
こういうところ。
死生観が、人間とは全く違うんだよね。
何のために生まれてきたか分かってるし、
死が怖いものとは思ってない。
魂が肉体という入れ物に入って、その生をまっとうするだけなの。
人間はきっと、今際の際にその感覚に気付くんだろうなぁ。
・・・という、初めて虹組さんとお話しできた話デシタ









































