祝!昭和百年!200万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)

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『プラダを着た悪魔』とアグリベティ-

2010-01-16 01:06:03 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
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私は、NHKの深夜海外ドラマ『アグリベティー』のファンなのだが、

昨日の金曜ロードショー
『プラダを着た悪魔』は、面白く見ることが出来た。
アメブロの中には、ドラマの内容や俳優について、匿名なのに上から目線でとやかくいうブログもあるようだ。
そういったブログを好む人、嫌う人、様々なブログの存在をどのように判断するかは読者次第である。


金曜ロードショー(日本テレビ系=後9:00)
「プラダを着た悪魔」(2006年、アメリカ)
デビッド・フランケル監督
メリル・ストリープ
アン・ハサウェー
声/夏木マリほか

▽誰もが悩む恋や仕事頑張る人に贈る応援歌

ふとしたことがきっかけで、一流ファッション誌で働くことになった女性が、上司に振り回されながらも奮闘する姿を描く。
(読売新聞より)


ファッション雑誌業界を描いたこの映画。

私の学生時代、出版社などマスコミ業界への就職希望者はとても多く、千人に一人の狭き門であった。
私は、大学生協がスポンサーであった書評誌サークル「もん・りいぶる」のメンバーとして、英文科や、仏文科の女性達に混ざってペンネームで文章を書いて発表をしていた。
この書評誌の先輩や同級生、後輩などから、マスコミ業界に就職出来た者はいないはずだ。
また、大学内では旅行研究会などのサークルも活発に活動していたが、私が日本旅行へ就職した際、旅行研究会出身の同期は見当たらなかった。
旅行業界も、百人に一人の比較的狭き門だったのだ。
かつて、私は母校である明学の社会学部学会誌に、後輩からインタービューを受けたことがある。
旅行業界と出版業界それぞれの実情についてだ。
どちらもハードルの高き狭き門であり、それぞれの業界で活躍するOBはとても少ないのに、両方の業界を活動の場としている私は、とても珍しい存在なのである。
出版業界と旅行業界、二つの業界の実情を多少なりとも知っている私に言えることは、どちらの業界も皆、憧れる人達がとても多いけれども、果たして自分自身にその適性があるのかどうかを見極める必要があるということだ。
憧れ=自分に適した職業となれる人はほとんどいない。
高校野球、甲子園のスター選手のうち、プロ野球で通用するのは、果たしてどれくらいいるのだろうか?
憧れだけでは、どの世界もプロとしては、通用しないのである。

さて、映画『プラダを着た悪魔』が面白かった人達には、

毎週土曜深夜NHKの『アグリベティー2』をおすすめしたい。

映画『プラダを着た悪魔』が鉄板の女性の恋愛と仕事を描く物語なら、

『アグリベティー』は、よりコミカルにファッション雑誌の業界内の実情を描いているし、家族愛も丁寧に描かれている。

笑えるし、ちょっぴり泣けるし、考えさせられるドラマだ。
土曜の夜は、今の私にとってテレビ東京系の『テガミバチ』とNHKの『アグリベティー2』を見ることがとても楽しみなのだ。
日曜NHKの大河ドラマ『龍馬伝』も、歴史好きの私としては、『天地人』より内容キャストともに満足出来る内容である。
昭和の龍馬かぶれ武田鉄矢より、平成の新しい龍馬像、福山雅治に期待してみたいと思う。
『天地人』は、史実に対する描き方など歴史観の違いから、途中から見なくなってしまった。
福山雅治の龍馬なら、なんとか様になりそうである。
コメント
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