ゆうべ8時半にてんかんの発作を起こしたチャチュケ。
年齢は11歳でも、身体はもう14歳ぐらいになっていると言われたチャチュケ。
何度も苦しい発作をくりかえしながら、のんびりしあわせそうに暮らしていました。
でも最後にチャチュケの命を奪うのは発作だろうなと思っていました。
ゆうべの発作の後、チェーンストークが始まり、ああ、これでチャチュケはもう死ぬと思いました。
でも苦しい息遣いのまま、朝までがんばってがんばって、とうとう6時50分。
パタリとチャチュケは倒れて、あまりにも急に息を引き取りました。
もう、てんかん発作に苦しむこともないのです。
るこがお別れに来てくれて、人間に差し入れをくれました。
ポポちゃんは立派なお花を贈ってくれました。
夫は銀行からお金を借りて来ました。
私は「伯父が亡くなった」と言って仕事を休みました。
父が運転する車で、府中の慈恵院へ。
ここにはタテオカ先生の愛犬や愛猫のお墓もあります。
息子には連絡がつきませんでした。
家族3人と父とで、立ち会いました。
窯の中の炎の音を聞くと涙が止まらなくなりました。
あのやさしいもふもふのチャチュケに、もうさわれないのです。
私があまりに泣くものだから、読経の後でお坊さんが、
「あまり悲しむとチャチュケくんも心配します。今日1日はいいから明日からはチャチュケくんとの楽しかったことを思い出して笑いましょう」
と言ってくれました。
いいこと言うよね。
ここへ来るのは8年半ぶり。
母の癌の手術の成功を見届けてから、18歳と9ヶ月で亡くなった竜ちゃんの葬儀以来です。
お骨があがるのを待って、みんなで骨を拾いました。
大きな大きな猫で、しっぽもすごく太かったのに、残った骨は意外に細かった。
手足は立派な骨でした。
そのまま初七日の法要。
さっきとは違うお坊さんだったけど、またいいお話を聞かせてくれて、また泣いちゃった。
父と永福町で別れて帰宅。
夫と食事に行きました。
チャチュケ、今頃なにしてるかなぁと考えると、また涙が止まらなくなって・・・・・・夫は
「今頃、家で寝てるよ。何も今までと変わらない。違うのはもう発作で苦しむことがないってことだよ」
って。
11年間、苦しいてんかん発作とよくがんばって闘って来たね。
長生きはできないと思っていたけれど、そんなことも忘れるぐらい、ずっとそばにいてくれてありがとう。
「まだごはんもらってません」
と嘘をつく猫だったね。
ごはんをおねだりする顔は可愛かった。
また会おうね、チャチュケ。
まだ、凛とキラとタクトと綱吉を可愛がらなきゃいけないから、もう少し待っててね。
愛しているよ、チャチュケ。
いい子だね。
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