11月5日(火)9/20℃
林住期
「衰えを傍らに、一歩一歩大地を踏みしめながら進みはじめた時こそが、真の人生の収穫期となる」、これは10年ほど前のベストセラー「林住期」五木寛之著・幻冬舎の序文に小川洋子が書いた一文だが、今日久しぶりに読んでみた。その内容は知っての通りだが、私の生まれた昭和20年の日本人の平均寿命は49.8才とあるからビックリ! 林住期は人生における第三のジャンプだが、それは必ずしも満ち足りた日々が保証されるわけではないが、仮に清貧というささやかすぎる暮らしをすることになったとしても、そこには人間としての奇妙な充足感を得られるだろう。この林住期こそ人間が真に人間らしく、自らの生き甲斐を求めて生きる季節だ。だからこそこの第三の人生を、心ゆくまで生きるのが人間らしい生き方なのだ。「必要」からでなく「興味」から、あるがままに自分らしく生きることが大切・・・
いろんな言葉を読むうちに、いつしか今その真っただ中でそれを求めている自分を見た。
・人生は心ゆくまで生きること
・林住期ジャンプしなけりゃ始まらず
・あるがまま興味のままに生きるべし
・精神の自由ことこそ生き甲斐だ 頑爺
南公園での仲良し老い二人