幸喜幸齢 生きがい 日記!       

八十路の青春賦 人生の黄金期を自分らしく あるがままに生きる幸喜幸齢者 感謝と幸せの生きがい日記 頑爺/肇&K

スマホの夜遊び (essay No.126)

2025年01月27日 | 自由 essay & 詩人クラブ
幸喜幸齢 生きがい日記





スマホの夜遊び 
  (essay No.126)

ベッドに入ると、ついスマホを手に取るのが癖だ。ニュースやYouTube、その日のブログを書いたりしていると、いつの間にか眠気が襲ってくる。するとスマホを手から滑らせてしまう。拾おうと思いつつも眠気には勝てず、そのまま夢の世界へ。

夜中、トイレに目を覚し、落としたスマホを思い出してベッドの下を見るがない。枕元や布団の中を探してもどこにもない。
おいおいどこへいったのだ。半分寝惚けながらも必死に探すがない。最近、物忘れがひどくなったなあと少し不安がよぎる😵‍💫

朝6時、いつものアラーム音がどこかから鳴り響く。飛び起きて音のする方へ向かうと、何とスマホはキッチンの横にちょこんと座っていた。なんで どうしてここに 不思議だな。お前は何処へ遊びに行っていたのだ。夜中に勝手に遊び廻っているのだなと結論付ける。こんな不思議なことも日常茶飯事となった😅

その日、定期健診で訪れた「かかりつけ医」にそんな話をすると、彼は真面目な顔をして「もの忘れ外来を紹介する」と。まさかアルツハイマーか 冷汗が流れる。しかし、毎晩スマホを監視するのも疲れるし、半ば冗談で紹介状を書いてもらった。

こうして、スマホの夜遊びは思わぬ形でボクの脳健康チェックへと繋がることになる。80歳の人生、何がきっかけで人生の扉が開閉するか分からないものだが、紹介病院の精神科へ向かう時はさすがに萎れた菜っ葉になった😭

2日間の心理テストに脳の輪切り(MRI)検査で結果は「順調に齢相応の老化が進んでいる程度で大きな問題なし」と。帰り道は口笛を吹き、菜っ葉もシャキッとなった 🎶🤣

肇hajime(essay No.126)




*写真は全て千里南公園の散歩道から


コメント (6)
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