8月8日(土)25/35℃
水虫
学生時代 古い下宿屋にいた頃から、なぜか蚊と水虫にはモテた。 特に水虫は求めないのに勝手に両足に居候し、居心地がいいのか50歳半ば頃までくっついて離れなかった。 一生の付き合いだと言われ諦めていた。
50歳を超えまだ会社をしていたある時、何を食べたか急に股間と尻回りにブツブツができ赤く膨れ上がって痒くてたまらない・・ 急いで新設された近くの皮膚科に駆け込んだ。
パンツを脱いでください・・ え! 見たら若い女医さんだ。 ああ あのー あのね・・ でも仕方なく下ろして診てもらったが恥ずかしかったわ。
先生は血液や検査シートなどで診た後、軟膏と飲み薬を処方してくれ、一週間ほどで完治した。 先生凄いわ!
次に診察室の壁に 「水虫でお困りの方ご相談下さい・・」 との張り紙があったのでこれ幸いと早速診てもらった。
それまでは市販の軟膏を付けたり、塩水に足を浸してみたりアレコレとしたけど余計に痒くなってた。
検査後 「約8ヶ月ほどかかりますが大丈夫 治ります・・」 との事でお任せし、軟膏と飲み薬をもらいながら月2回通い、女医さんとの会話も楽しんだ。
やがて夏が来て8ヶ月目が来た。 あの学生時代から寄生していた居候が追い出され完治したのだ。 先生は凄い! まじに尊敬した。
水虫はあれから今日まで全く姿をみせないから、何処かほかへ居候しているに違いない。
しかしあの後で女医さんがオレの頭を見ながら 「ハゲに効く薬もありますよ・・」 と言われた。 しかしなぜか ハゲに・・ に反発してか ムッとなり? 腹の虫の居所が悪かったのかそのままで終わってしまった。
あれから20年 毎朝 ますます光り輝く頭を見ながら、尊敬してたのになぜハゲ薬も頼まなかったのかとしみじみ後悔・・ 夏が来ると思い出す。
・水虫が居候する足痒し
・水虫に女医の薬が殴り込み
・完治してあの水虫よさらばなり
・後悔も先に立たずの禿薬 頑爺
繁る南公園のメタセコイア
南公園で 老人と老犬
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